Pythonをレンタルサーバーで使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonをレンタルサーバーで使う方法について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

Pythonを実行できるレンタルサーバーの紹介

個人や企業がウェブサイトを公開したり、メールシステムを運用するには、インターネットに公開する「サーバー」が必要です。

一方で、自前でサーバーを構築し、運用し続けることは、人手やコストの面で難しいケースがあります。
そのような場合に選択肢となるのがレンタルサーバーです。

サーバーの性能や機能に応じて、段階的な料金プランの設定されていることが普通です。

ここでは以下の条件を満たすレンタルサーバーを3つ紹介します。

• CGIでPython 3系を利用できる。
• 無料試用期間がある。

(注)公開されている情報に基づくため、実際に筆者が検証したものではありません。

1. エックスサーバー
機能一覧のページによれば、Python 3.4系を利用できます。
10日間の無料試用期間があります。

2. コアサーバー
機能一覧のページによれば、Python 3系を利用できます。
30日間の無料試用期間があります。

3. スターサーバー
機能一覧のページによれば、Python 3.4系を利用できます。
14日間の無料試用期間があります。

レンタルサーバーでPythonを実行してみよう

ここでは上記でも紹介したコアサーバーで、Pythonを利用したCGIを動かしてみます。

コアサーバーをレンタルします。この記事ではCORE-MINIプランを利用しました。

コアサーバーのコントロールパネル 「ツール/セキュリティ」より、「SSH接続IP許可」でssh接続します。
コントロールパネルの「FTP設定」で、「ホスト」「アカウント」「パスワード」を確認します。

上記の情報でレンタルサーバーにssh接続します。
この時点でサーバーにssh接続できたので、以下のようにPythonプログラムの動作確認を行えます。

$ echo 'print("Hello,World!")' > hello.py
$ python hello.py 
Hello,World!

次にWebサーバーの動作確認を行います。
適当なindex.htmlファイルを作成し、サーバーにアップロードするか、以下のようにサーバー上でファイルを作成します。

$ echo '<p>Hello,World!</p>' > public_html/index.html

Webページにアクセスし、「Hello,World!」の文字列が表示されれば、Webサーバーは正常に動作しています。

最後にCGIの動作確認を行います。以下のファイルpublic_html/hello.cgi を作成します。

#!/usr/local/bin/python
print('Content-Type:text/html')
print('')
print('

Hello,World!

‘)

 

CGIのURLは http://xyz.coreserver.jp/hello.cgi の形式になります。
「Hello,World!」の文字列が表示されれば、CGIは正常に動作しています。

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監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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