PHPで配列を表示する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPで配列を表示する方法について解説しています。配列を表示する関数には、var_dump、print_r、var_export関数があります。var_dumpとprint_rの違いは、データの型の表示もあるかどうか。var_exportはPHPのソースコードが返ってきます。
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今回は、PHPで配列を表示する方法について解説します。
そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPで配列を表示する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
var_dump関数の使い方
var_dumpは変数の中身を確認することができるPHPの関数です。var_dumpを使って変数の中身を表示すると、変数の中身の値の値だけでなく、型も表示されます。また、文字列の場合はバイト数も表示されます。
使い方は、表示したい値をvar_dumpの第一引数として渡すだけです。この記事の後の方で実際に使い方と表示結果を示します。
print_r関数の使い方
print_rはvar_dumpと同じで変数の中身を確認することができるPHPの関数です。var_dumpと全く同じ用途ですが、結果の表示のしかたがvar_dumpとは異なります。
var_dumpは変数の中身の値だけでなく、型も表示されるのに対して、print_rは値のみの表示になります。こちらのこの記事の後のほうで実際に使い方と表示結果を示します。
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var_export関数の使い方
var_esportも前の2つと同じで変数の中身を確認することができるPHPの関数です。
var_dumpの表示結果と少し似ておりますが、var_dumpとの違いは、そのままPHPのソースコードが返されるというところが違います。
それではこれまでの3つをソースコードを見ながら違いを説明していきます。
実際に書いてみよう
まずは、変数の中に配列でない値が入っている場合です。
<?php $data = "test"; var_dump($data); print_r($data); var_export($data); ?>
こちらの実行結果は以下となります。
string(4) "test" test 'test'
次に、変数の中に配列が入っている場合の実行結果です。
<?php $data = ["one", "two", "three"]; var_dump($data); print_r($data); var_export($data); ?>
こちらの実行結果は以下です。
array(3) { [0]=> string(3) "one" [1]=> string(3) "two" [2]=> string(5) "three" } Array ( [0] => one [1] => two [2] => three ) array ( 0 => 'one', 1 => 'two', 2 => 'three', )
var_dump、print_r、var_emportは変数の中身を確認するという用途は一緒ですが、それぞれ表示方法が違っているので、変数の中身を表示するときにどのように表示してほしいのかによって使い分ける必要がありますね。
それぞれの違いをしっかりおさえて、使い分けていきましょう。
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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