JavaScriptのObject.keys()メソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptのObject.keys()メソッドの使い方について解説します。

実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。

また、入門向けのJavaScriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。

 

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

 

Object.keys()メソッドとは

Object.keys()メソッドとは、Object型の変数からキーのみを抽出するメソッドです。

{ name: ‘taro’, age: 18 } という変数から、’name’と’age’を抽出することができます。他にも似たようなメソッドとして、Object.valuesやObject.entriesがあります。

Object.keys()メソッドの使い方

Object.keys() メソッドは、キーを抽出したい対象を引数に指定することで、キーのみの配列を抽出できます。

const target = {
name: 'taro',
age: 18,
weight: 60,
height: 170,
};
Object.keys(target);
// => ['name', 'age', 'weight', 'height']

以下のような場合は、hobbies 配下の { 1: ‘tennis’, 2: ‘soccer’ } は、hobbiesの値となるので抽出できません。

const target = {
name: 'taro',
age: 18,
weight: 60,
height: 170,
hobbies: {
1:'tennis',
2:'soccer',
},
};
Object.keys(target);
// => ['name', 'age', 'weight', 'height', 'hobbies']

また、キーが数値(や数値を意味する文字列)の場合は、数値順にソートされることにも注意してください。

const target = {
3:3,
1:1,
5:5,
};
Object.keys(target);
// => ['1', '3', '5']

 

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実際に書いてみよう

実際にいくつか書いてみましょう。

let vegetables = {
apple: 150,
banana: 100,
cherry: 200,
};
Object.keys(vegetables);
// => ['apple', 'banana', 'cherry']
let ranking = {
20:'kumi',
9:'ryuji',
5:'taro',
13:'yuki',
}
Object.keys(ranking);
// => ["5", "9", "13", "20"]

 

筆者プロフィール

メンター稲員さん フリーランスエンジニア。大手SEからフリーランスのWeb系エンジニアにジョブチェンジ。 経験言語：Ruby、Rails、Python、C/C++、Java、Perl、HTML/CSS3、JavaScript、CoffeeScript、Node.js。おうち大好きマンです。

 

 

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