Javaで2次元配列を作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaで2次元配列を作成する方法について解説しています。2次元配列(多次元配列)は、配列を要素としてまとめたものです。ここでは2次元配列を作成する際の書き方について簡単な例で説明します。多次元配列の基本を覚えておきましょう。
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Javaで2次元配列を作成する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
2次元配列を作成する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
2次元配列とは
2次元配列とは、1列の配列を複数まとめた配列のことです。2次元配列を複数まとめれば3次元になり、それ以上の配列を作ることもできます。このような2次元以上の配列を多次元配列ともいいます。
2次元配列を作成する方法
2次元配列は、以下の形式で作成できます。
型名[][] 配列名 = new 型名[1次元配列の要素数][]; 配列名[0] = 1次元配列; 配列名[1] = 1次元配列; ・・・ = ・・・;
はじめに、2次元配列の変数を作成し、2次元配列に1次元配列を格納します。
また、2次元配列の作成と同時に1次元配列を代入する方法もあります。
以下のように記述します
型名[][] 配列名 = {{値1, 値2, ・・・, 値X}, ・・・, {値, ・・・}};
2次元配列を作成と同時に値を代入できるので1行にまとめて書くことができるのがメリットです
実際に書いてみよう
では実際2次元配列を作成してみましょう
プログラムソースコード
import java.util.Arrays; public class Main { public static void main(String[] args) { String[][] fruits = new String[3][]; String[] fruits01 = {"りんご", "バナナ", "桃"}; String[] fruits02 = {"ぶどう", "メロン", "さくらんぼ"}; String[] fruits03 = {"キュウイ", "パイナップル", "みかん"}; fruits[0] = fruits01; fruits[1] = fruits02; fruits[2] = fruits03; System.out.println(Arrays.deepToString(fruits)); } }
表示結果
[[りんご, バナナ, 桃], [ぶどう, メロン, さくらんぼ], [キュウイ, パイナップル, みかん]]
2次元配列fruitsを3行分宣言しました。1次元配列を3つ格納できます。その後、3つの1次元配列を宣言し、それぞれ2次元配列に格納しています。
Arrays.deepToStringメソッドを使うことで配列の要素を確認できます。2次元配列になっていることが確認できました。
以上、Javaで2次元配列を作成する方法について解説しました。
監修してくれたメンター
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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