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JavaScriptのconsole.logでデバックする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaScriptのconsole.logでデバックする方法について解説しています。console.logの起動方法、文字列を出力する方法、数値を出力する方法、条件分岐でどこまで処理されたか確認する方法を説明します。基本の使い方を覚えておきましょう。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

監修してくれたメンター

山本 理仁

2007年からWebシステム開発を経験。2019年からはフリーランスとしてコーディング支援などをしています。
テックアカデミーではフロントエンドコースを担当。

JavaScriptのconsole.logでデバックする方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

目次

 

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

田島悠介

今回は、JavaScriptに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

console.logでデバックする方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

console.logとは

処理の結果を検査、または検証するための開発専用の関数です。

かつては変数に代入されている値を検査するために、alert関数を用いて画面に表示させていましたが、Mozilla FirefoxのアドオンであるFirebugに搭載されたコンソールにて容易に確認ができたので、開発者に普及しました。

近年のブラウザでは、標準的にブラウザのデベロッパーツールのコンソールに処理の結果を出力させて確認ができます。

 

Google Chromeの場合

ブラウザが表示している画面を右クリックしてから、項目の「検証」を選択します。

その後、デベロッパーツールが起動します。

タブの項目の「Console」を選択します。

 

Mozilla Firefoxの場合

ブラウザが表示している画面を右クリックしてから、項目の「要素を調査」を選択します。

その後、デベロッパーツールが起動します。

タブの項目の「コンソール」を選択します。

 

文字列を出力する

ではさっそくconsole.logを使って、処理の結果を検査するとはどういうことか見ていきましょう。

まずは簡単な例として、「変数に文字列を代入するだけの処理」の結果を検査します。

次のコードを実際にコンソールに入力して、結果を確認できるのでやってみましょう。

let test = "文字列"; 

console.log(test);

console.logによって、test変数に代入されている文字列を確認できます。

途中、undefinedとも表示されていますね。

「console.logの戻り値がない(undefined)」という意味なのですが、ここでは割愛します。

 

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数値を出力する

次の例は、「変数に数値を代入するだけの処理」です。

次のコードをコンソールに入力してみましょう。

let test = 1;
console.log(test);

console.logによって、test変数に代入されている数値を確認できます。

 

条件分岐でどこまで処理されたか確認する

次の例は、条件分岐です。

if文の中にconsole.logを記載した場合は、if文の条件式に合致するものだけが表示されます。

次のコードをコンソールに入力してみましょう。

※ 1文が複数行に渡り、Enterキーを押した時に意図せず途中で実行されてしまうことがありますので、まとめてコピー&ペーストしましょう。

1行目のconsole_test = 20の数字を変えると、どのif文の条件式に合致するかによって表示が変わりますので、試してみましょう。

let console_test = 20;    // let console_test = 20;

if (console_test < 20) {    // 20未満

  console.log("条件式1");

  console.log(console_test);

} else if (console_test < 60) {    // 60未満、なお、20以上

  console.log("条件式2");

  console.log(console_test);

} else {    // その他、なお、60以上

  console.log("条件式3");

  console.log(console_test);

}

console.log(console_test);

 

上記のコードは、変数名のconsole_testに初期値として20を代入しています。

その次に、条件分岐を定義しています。

console_testに代入されている値が、いずれかの条件式に合致して処理されます。

console_testに代入する値を変更してから、コンソールによる値の検査をお試しください。

 

大石ゆかり

内容が分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

JavaScriptを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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