JavaScriptのtoFixedメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptのtoFixedメソッドの使い方について現役エンジニアが解説しています。toFixedメソッドはNumberクラスのメソッドで、小数点以下の数を指定した桁数にした文字列を返すメソッドです。toFixedメソッドを使って実際に桁数を指定したサンプルプログラムを解説しています。
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JavaScriptのtoFixedメソッドの使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使って初心者向けに解説します。
JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptのtoFixedメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Numberオブジェクトとは
JavaScriptに標準で入っている数値を表すオブジェクトです。文字列を数値に変換したり、整数かどうかを判定するメソッドなどの数値に関わる処理を持っています。
toFixedメソッドとは
小数点以下の数を指定した桁数にした文字列を返すメソッドです。その際に指定した桁数以下の桁がある場合は四捨五入されます。また、指定した桁数に満たない場合は0で埋められます。
toFixedメソッドの使い方
数値に.toFixed()として引数に小数点以下の桁数を指定することで使用できます。引数を省略した場合は0を指定したのと同じ動作になります。
var num = 1.23456; num.toFixed(【指定する桁数】)
実際に書いてみよう
「12.3456」という数値にtoFixedを使ってみます。指定した桁数によって、四捨五入されたり0で埋められたりする動きが確認できるかと思います。
var num = 12.3456; num.toFixed(); //1 num.toFixed(1); //12.3 num.toFixed(3); //12.346 num.toFixed(5); //12.34560
まとめ
基本的な数値を扱うNumberオブジェクトは使用する機会も多いのですぐに慣れるかと思います。toFixedは、返り値が文字列であること、指定した桁以下の小数で四捨五入されることに注意して使用してください。
筆者プロフィール
横山茂雄(よこやましげお)
フリーエンジニアとして活動中。サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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