JavaScriptで整数を判定する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptで整数を判定する方法について現役エンジニアが解説しています。数値が整数かどうか判断するには、Number.isIntegerメソッドを使います。整数であればtrue、そうでなければfalseを返します。整数や小数点、文字列を引数にして試してみましょう。
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監修してくれたメンター
永井浩平
バックエンド、フロント、クラウドなど幅広く業務を行う。
テックアカデミーでは、フロントエンドコース / Javaコースのメンター。
JavaScriptで整数を判定する方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
目次
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptで整数を判定する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
はじめに
JavaScriptではinputタグなどの入力フォームを文字列として取得できます。
そのため、数値以外の項目で計算などを行うと、例外エラーが発生してしまいます。
今回は数値として扱う前に、値が数値かどうか判定する方法を学びます。
計算だけでなく注文数など、ECサイトの入力画面などで幅広く使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
整数かどうか判定するメソッド
いろいろな判定方法がありますが、今回はNumberオブジェクトに用意されているisIntegerメソッドを使う方法を説明します。
isIntegerメソッドは、引数で渡された値が整数かどうかを判定するメソッドです。
整数ならばtrue、そうでなければfalseを返します。
Number.isIntegerメソッドの使い方
下記の構文のように、引数に判定する値を渡して使います。
Number.isInteger(【判定する値】);
実際に、num1というinputタグから値を取得して、数値か判定する処理を書いてみましょう。
const objNum1 = document.getElementById('num1');
if(Number.isInteger(objNum1.value)){
console.log('整数です');
}else{
console.log('整数ではありません');
}
今回は、整数でない場合はconsoleへ文字を出力しておりますが、実際には再入力などを促すエラー表示などを行います。
Number.isIntegerメソッドの注意点
「1.0」のような小数点以下が0のものは、整数とみなされtrueとなります。
それ以外は整数ならtrue、そうでなければfalseとなっていることが確認できるかと思います。
Number.isInteger(1); //true
Number.isInteger(1.0); //
true Number.isInteger(0.1); //false
Number.isInteger("文字列"); //false
小数を含む数値を判定したい場合は、数値オブジェクトに変換して「1で割った余りが0でない」という条件で判定できます。
まとめ
余談ですが、inputタグであればtypeをnumberと指定することで、数値のみ入力できる項目に指定できます。
入力チェックや共通関数など、いろいろなところで整数かどうかの判定は役に立ちますので、この機会にぜひ覚えて実装に役立ててくださいね。
内容が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
JavaScriptを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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