Photoshopでアンチエイリアスをかける方法【初心者向け】
Photoshopで【アンチエイリアス】をかける方法を初心者向けに解説した記事です。アンチエイリアス機能を使うと、ピクセル単位のギザギザ(ジャギー)を目立たなくすることが可能です。図形描画と文字入力の2つの方法を紹介します。
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コンピューターで図形などを描画する際、ピクセル単位のギザギザ(ジャギーと呼ばれるもの)が発生する場合があります。そんな時に、Photoshopのアンチエイリアス機能を使用すると、それらを目立たなくさせることが可能です。
今回は初心者向けに、アンチエイリアス機能の使い方を紹介します。
目次
(※今回の作業はすべてAdobe PhotoShop CCのバージョンで行っています)
田島メンター！！カンバスに楕円形ツールで丸を描いたんですが、何かギザギザした感じになってしまったんです……
もしかして何かの拍子で「アンチエイリアス」のチェックを外してしまっていたんじゃないかな。
アンチエイリアスっていうのは何ですか～？
ツールを選択したときに上のオプション欄に出ているはずだよ。まずは画面で確認してみよう。
図形描画にアンチエイリアスを反映させる方法
円などの曲線のある図形を作成する際にアンチエイリアスを使用する方法を紹介します。
まずは、アンチエイリアスが反映されていない状態を試してみましょう。
ツールパネルの「楕円形選択ツール」を選択し、画面上部のオプションバーの「アンチエイリアス」にチェックが入っていない状態にします。
カンバス上に、適当な大きさの選択範囲を作成します。
作成した選択範囲に「塗りつぶしツール」を使って色を付けてみましょう。
※塗りつぶしツールは、ツールパネルの「グラデーションツール」を長押しすると表示されます。
以下が塗りつぶし後の結果です。
曲線の部分が滑らかでなく、ピクセルの形が目立ってギザギザになっている(ジャギーのある)状態です。
このギザギザを目立たなくさせるためにアンチエイリアスの機能を使います。
今度は、アンチエイリアスが反映されている状態と比べてみましょう。
楕円形選択ツールが選ばれていることを確認し、今度は「アンチエイリアス」にチェックを入れます。
先ほどと同じように円の選択範囲を作成します。
同様に塗りつぶしツールを使って色を付けてみましょう。
左が最初にアンチエイリアスなしで描画した円、右がアンチエイリアスを使用して描画した円です。
先ほどと違い、曲線部分のギザギザが目立たなくなっているのがわかります。
ふたつの画像を見比べてみよう。
アンチエイリアスにチェックが入っていないと、ギザギザが見えるんですね。
アンチエイリアスは図形だけでなく、文字にも反映されるんだ。
次の例を見てみよう。
文字入力にアンチエイリアスを反映させる方法
文字を入力する際にアンチエイリアスを使用する方法を紹介します。
文字入力でもアンチエイリアスの反映されていない状態を試してみましょう。
ツールパネルから「文字ツール」を選択します。
画面上部のオプションバーにある、赤枠で囲った枠内の項目が「なし」になっていることを確認します。
文字を入力してみましょう。
以下のようにギザギザがかなり目立っている状態になります。
では次に、先ほどの項目で「強く」を選択します。
もう一度同様に文字を入力します。
以下は、上が先ほどの文字、下がアンチエイリアス(強く)を使用した状態の文字です。
見た目にもはっきりとギザギザが目立たなくなっているのがわかります。
アンチエイリアスの処理は特に文字入力の際、綺麗に仕上げるために必要になります。
まとめ
今回は初心者向けに、Photoshopでアンチエイリアスをかける方法を紹介しました。
図形描画の際のアンチエイリアスはオン/オフの切り替えのみですが、文字入力の際には複数の項目が選択でき、好みのアンチエイリアス具合に調整できるようになっています。
ピクセル単位で色分けをするドット絵などを作成する場合には、アンチエイリアスはなしにすると良いですが、そうでない場合は基本的にアンチエイリアスを反映させておくと良いでしょう。
意図的にギザギザを見せたいような場合以外では、基本的にアンチエイリアスのチェックはオンにしておくといいね。
今確認したら、さっき私が円を作成したとき確かにチェックが外れていました。
アンチエイリアスは他にも選択範囲を作成したときに、その境界を滑らかにするなどの機能があるよ。
自然な編集を行いたい場合に必要な機能なので覚えておこう。
分かりました！ありがとうございます！
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これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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