Rubyでtrを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでtrを使う方法について現役エンジニアが解説しています。trとはRubyのStringクラスのメソッドで、文字列の置換を行うメソッドです。引数には置換えしたい文字、置換えする文字を指定します。trと似たメソッドにgsubメソッドがありますが、こちらは正規表現で置換えます。
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Rubyでtrを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Rubyでtrを使う方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
trメソッドでできること
文字列 String クラスの tr メソッドは「文字の置換」を行うメソッドです。
文字列から指定の文字を変換したあとの文字列を返します。
リファクタリング
単純に文字を置き換えるだけであれば 同じ置換メソッドであるgsubメソッドより高速になると言われています。
なので、すでにgsubメソッドで書かれているコードでも、単一文字の置き換えで済むのであれば tr メソッドに書き換えたほうが処理も高速になり、コードも単純になります。
引数の変換
与える引数は2つです。
第一引数に「置換したい文字」を与えます。第二引数に「置換する文字」を与えます。
trとgsubの違いとは
trメソッドは「(単一)文字」を置き換えるメソッドになります。引数に文字列をあたえることもできますのが、それぞれのインデックス位置の一致する文字に置き換わるだけです。
それに対し、gsubメソッドは正規表現を活用し「文字列」を変換するメソッドになります。
trを使う方法
以下のように「tr(“変換したい文字”, “置き換え文字”)」のように文字列のインスタンスメソッドとして使用します。
文字列のインスタンス.tr("変換したい文字", "置き換え文字")
Rubyのtrメソッドの例:
"abcdefg".tr("abc","123")
それぞれインデックス位置の一致する文字に置き換えられます。
上記の例ではそれぞれ「a」が「1」に、「b」が「2」に、「c」が「3」に置き換えられます。
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実際に書いてみよう
# 文字列を作成します。 str = "abcdefg" # 「a」を「1」に置き換えます。 puts str.tr("a", "1") #=> "1bcdefg" # それぞれ「a」が「1」に、「b」が「2」に、「c」が「3」に置き換えます。 # それぞれインデックス位置の一致する文字に置き換わることを意識します。 puts str.tr("abc","123") #=> "123defg" # 小文字が大文字に置き換えます。 puts str.tr("a-z","A-Z") #=> "ABCDEFG" __END__
実行結果
1bcdefg 123defg ABCDEFG
まとめ
trメソッドを使うことで簡単に文字を置き換えることができました。
- trメソッドは「文字の置き換え」をするメソッド。
- インデックス位置が一致する文字に置き換わる。
- trは「文字の置換」、gsubは「文字列の置換」。
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筆者プロフィール
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年 セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |

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