Rubyでstart_with?を使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでstart_with?を使う方法について現役エンジニアが解説しています。start_with?メソッドは文字列が引数で与えたパターンで開始しているかどうかを判断し真偽値を返すメソッドです。反対の処理をするメソッドにend_with?がメソッドがあります。
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Rubyでstart_with?を使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyでstart_with?を使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
start_with?とは
メソッド名の最後にクエスチョンマーク(?)のあるメソッドは、真偽判定を返すメソッドになります。
start_with?メソッドは文字列が引数で与えたパターンで「始まっているかどうか( start_with? )」を判定し、真偽値を返します。
逆のメソッドとしてend_with?メソッドも存在ます。これは start_with? メソッドとは逆には文字列が引数で与えたパターンで「終わっているかどうか( end_with? )」を判定し、真偽値を返します。
せっかくの機会なので、セットで覚えておきましょう。
また、考え方として start_with?やend_with?メソッドに近い delete_prefixやdelete_suffixといったメソッドもあります。メソッド名に「delete」とあるように、文字列からパターンに適合した文字列を削除した文字列のコピーを返します。
どちらもメソッド名の最後にビックリマーク(!)のついた破壊的メソッドが用意されています。
delete_prefix メソッドは文字列の先頭から引数で指定したパターンに合致する文字列を削除します。 delete_suffix メソッドは文字列の末尾から引数で指定したパターンに合致する文字列を削除します。
これらも start_with?メソッドとセットで知っておくとよいでしょう。
start_with? を使う方法
以下の形式で使用します。パターンには文字列だけでなく正規表現も指定できます。
文字列オブジェクト.start_with?(パターン)
実際に書いてみよう
# 文字列の先頭が引数と同じ文字列で始まっているかどうかを判定します。 puts "hello".start_with?("he") #=> true puts "hello".start_with?("ll") #=> false # 正規表現を使用することもできます。 puts "hello".start_with?(/[a-z]/) #=> true puts "hello".start_with?(/[0-9]/) #=> false # せっかくの機会なので end_with? メソッドも試してみましょう。 # end_with? メソッドはパターンに正規表現を使用することはできません。 puts "hello".end_with?("lo") #=> true puts "hello".end_with?("ll") #=> false # ERROR! => puts "hello".start_with?(/[a-z]/) # ERROR! => puts "hello".start_with?(/[0-9]/) __END__
実行結果
#=> true false true false true false
まとめ
まとめてみしょう。
- start_with? メソッドは対象の文字列が引数で指定したパターンで始まっているかを真偽判定して真偽値をかえしてくれる。
- 引数で指定するパターンには正規表現を使用することもできる。
- 逆に末尾を判定してくれる end_with? メソッドも存在する。
start_with?メソッドを使うことで簡単に文字列の先頭部分を合致判定することができましたね。どんどん活用していきましょう。
筆者プロフィール
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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