Rubyでinclude?メソッドを使ってstringクラスを検索する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyでinclude?メソッドを使ってstringクラスを検索する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
 

 

include?メソッドとは

今回扱うメソッドは include? メソッドです。モジュールを読み込むためのメソッドincludeとはまったくの別物ですので注意が必要です。

今回はモジュールを読み込むためのメソッドincludeを一度頭から消した上で読んでもらうのがよいでしょう。

メソッド名の最後にクエスチョンマーク(?)のあるメソッドは、真偽判定を返すメソッドになります。

include?メソッドは、対象の文字列( String )に引数で指定した文字列が含まれているか( include? ) 検索して真偽値を返してくれます。また、include?メソッドは文字列( String )クラスだけでなく、配列( Array )クラスでも使えますので、一緒に覚えてしまいましょう。

類似の文字列( String )の検索メソッドとしてstart_with?メソッドやend_with?メソッドもあります。

start_with?メソッドは、対象の文字列( String )が、引数で指定したパターンで始まっているかどうかを判定し真偽値を返してくれます。end_with?メソッドは、対象の文字列( String )が、引数で指定した文字列で終わっているかどうかを判定し真偽値を返してくれます。

 

include?メソッドを使ってstringクラスを検索する方法

以下の形式で使用します。

文字列オブジェクト.include?("文字列")
配列オブジェクト.include?(値)

 

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実際に書いてみよう

# 文字列( String ) の中身を検索
# 一致する文字列が含まれいるかどうかを判定
puts "hello".include?("ell") #=> true
puts "hello".include?("hell") #=> true
puts "hello".include?("heaven") #=> false
# 配列( Array ) の中身を検索
# 一致する要素が含まれているかどうかを判定
puts ["h", "e", "llo"].include?("llo") #=> true
puts ["h", "e", "llo"].include?("hell") #=> false
# 類似メソッドもみてみましょう。 
puts "hello".start_with?("hell") #=> true
puts "hello".start_with?("llo") #=> false
puts "hello".end_with?("hell") #=> false
puts "hello".end_with?("llo") #=> true
__END__

 

実行結果

#=>
true
true
false
true
false
true
false
false
true

 

まとめ

まとめてみしょう。

• include?メソッドはモジュールを読み込むincludeとは別物。
• 文字列( String )に指定の文字列が含まれているかどうかを判定し真偽値を返す。
• 配列( Array )に指定の要素が含まれているかどうかを判定し真偽値を返す。
• 文字列検索メソッドは他にもstart_with?やend_with?メソッドなどがある。

include?メソッドを使うことで簡単に文字列( String )の中身を検索できましたね。
どんどん活用していきましょう。
 

筆者プロフィール

メンター古川さん Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年 セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。

 

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