Rubyでblock文でbreakする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでblock文でbreakする方法について現役エンジニアが解説しています。breakとは一番内側のループを抜ける繰り返し制御構文のひとつです。一番内側のループだけ抜けます。ブロックは繰り返し文のことです。for文、loop文、until文、while文などでbreak文の使い方を確認しましょう。
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Rubyでblock文でbreakする方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyでblock文でbreakする方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
breakとは
breakは一番内側のループを抜ける繰り返し制御構文のひとつです。
ループを抜けるのは「もっとも近いループひとつだけ」という点に注意してください。「 do …. end 」の「ブロック( block )を抜ける( break )」という表現は少し不自然です。
「ブロック( block )」はdoからendまでのコードの式(塊)を指すだけであって、必ずしもループとイコールなわけではありません。「イテレーターをbreakする」という表現のほうが正確かもしれません。また、Rubyではcase構文でbreakを必要としないため、breakは純粋に繰り返し処理を脱出するために使われます。
block文でbreakする方法
以下の形式でブロック( block )の内側にbreakを記述します。
breakに引数を渡すことで戻り値を返すことができます。
(for/while/untile/イテレーターの構文) do break end
実際に書いてみよう
# for 文で書いてみよう。 # あえて 3 で break します。 for i in [1,2,3,4,5] break if i == 3 end puts i #=> 3 # while 文で書いてみよう。 # あえて 3 で break します。 j = 0 while j <= 5 do break if j == 3 j = j + 1 end puts j #=> 3 # until 文で書いてみよう。 # あえて 3 で break します。 k = 0 until k > 5 do break if k == 3 k = k + 1 end puts k #=> 3 # loop 文で書いてみよう。 # あえて 3 で break します。 l = 0 loop do break if l == 3 l = l + 1 end puts l #=> 3 # break は一番内側のループしか脱出しない点を意識してください。 for v in ["a","b","c"] i = 0 until i > 3 do i+=1 puts i break if i == 2 # until だけを抜けます。 end puts v end __END__
実行結果
#=> 3 3 3 3 1 2 a 1 2 b 1 2 c
まとめ
まとめてみしょう。
- breakは繰り返し制御構文のひとつ。
- breakで最も内側のループを抜ける。
breakを使うことで簡単に繰り返し処理を脱出することができましたね。どんどん活用していきましょう。
筆者プロフィール
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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