Rubyのto_sメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyのto_sメソッドの使い方について現役エンジニアが解説しています。to_sメソッドとは、文字列以外のオブジェクトを文字列に変換するメソッドです。Rubyでは+記号などで自動変換は行ってくれません。思わぬバグを防ぐためにデータ型に気を付けましょう。
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Rubyのto_sメソッドの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyのto_sメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
to_sメソッドとは
to_sメソッドとは、文字列以外のオブジェクトを文字列に変換するメソッドです。例えば、数字を文字列に変換したり、小数を変換するのに使用します。
Rubyでは数字と文字列をそのまま+演算子でくっつけることができないので、数字と文字列をくっつけて表示したい時などに利用します。
to_sの書き方
to_sメソッドは、以下のように使用します。
オブジェクト.to_s
例えば数字を変換する場合は
10.to_s # => "10"
といった形で使用します。
実際に書いてみよう
それでは、実際に書いてみましょう。今回は2つの引数を受けて、文字列に変換して返す関数を作ってみます。以下のようにコードを書いてみてください。
def join_two(a,b) return a.to_s + b.to_s end
それでは使ってみましょう。
join_two("hello","world") join_two("hello",1) join_two("test",1.111) join_two(100,1.1)
実行結果は以下の通りです。
"helloworld" "hello1" "test1.111" "1001.1"
ちなみに、to_sメソッドを使用せずに文字列を+で足した場合、以下のようにエラーが出ます。
puts "hello"+1 Traceback (most recent call last): ....... TypeError (no implicit conversion of Integer into String)
プログラミング言語によって、文字列や数値の扱いに差があるので、そこを意識して勉強するとより理解が深まると思います。
以上で解説を終わります。
筆者プロフィール
メンター金成さん
フリーランスエンジニア。 使える言語は、ruby python go 。最近はgoにハマってます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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