Rubyでsumメソッドを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでsumメソッドを使う方法について現役エンジニアが解説しています。sumメソッドとは 配列( Array )オブジェクトで使用すると配列の合計を求めてくれるメソッドです。配列やハッシュ、範囲オブジェクトなどに使用する事が出来ます。
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Rubyでsumメソッドを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Rubyでsumメソッドを使う方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
sumメソッドとは
sumメソッドは 配列( Array )オブジェクトで使用すると「配列の合計( sum )」を求めることができます。
もちろん「配列の合計( sum )」を「配列の要素数( size )」で割れば簡単に「配列の平均」を求めることができますね。ブロックを渡すこともできます。その場合は各要素を加算する前にブロックの式が評価されます。
配列だけでなくハッシュオブジェクトや範囲オブジェクトでも合計( sum )を求めることができます。
sumメソッドを使う方法
以下の形式で使用します。sumメソッドはブロックを受け取ることができます。その場合は各要素を加算する前にブロック内の式が評価されます。
配列オブジェクト.sum 配列オブジェクト.sum(初期値) ハッシュオブジェクト.sum 範囲オブジェクト.sum
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実際に書いてみよう
#配列を作成します。 arr = [1, 2, 3, 4 ,5] # 配列の合計を求めることができます。 puts arr.sum #=> 15 # 引数に初期数値を指定すると、初期数値をもとに合計を算出してくれます。 puts arr.sum(10) #=> 25 # 配列の合計を配列のサイズで割ることで「平均」を計算することができます。 puts (arr.sum / arr.size) # (15 / 5) => 3 # 引数の指定によっては数値以外を「合計(連結)」してくれます。 puts ["h", "e", "l", "l", "o"].sum("") #=> hello # しかし、実行速度は flatten や join のほうが高速なようです。 puts ["h", "e", "l", "l", "o"].join #=> hello # ブロックを渡すこともできます。 # ブロック内の式を計算後に加算されます。 puts arr.sum {|i| i / i } #=> 5 # ハッシュも sum メソッドが使えますが、ブロック内で加算する値を一つに絞る必要があります。 hs = {1 => 10, 2 => 20} puts hs.sum {|k,v| k } #=> 3 puts hs.sum {|k,v| v } #=> 30 puts hs.sum {|k,v| k + v } #=> 33 # 範囲でも sum メソッドが使えます。 puts (1..5).sum #=> 15 __END__
実行結果
#=> 15 25 3 hello hello 5 3 30 33 15
まとめ
まとめてみしょう。
- sum メソッドを使うことで配列の合計( sum )を計算できる
- 合計( sum )を要素の数( size )で割ることで、簡単に「平均」を計算できる
- sum メソッドにブロックを渡すと要素を加算するまえにブロックが評価される
sum メソッドを使うことで簡単に要素の合計( sum )を求めることができましたね。
どんどん活用していきましょう。
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筆者プロフィール
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |

内容分かりやすくて良かったです!

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