Rubyでenumを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでenumを使う方法について現役エンジニアが解説しています。enumとは列挙型のデータ構造のことです。列挙とは整数が割り当てられた文字列を順に格納し、Rubyのenumモジュールを使ってみましょう。
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Rubyでenumを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyでenumを使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
enumとは
enumとは、いわゆる「列挙型」であり、整数が割り当てられた文字列を順に出力していく変数です。
例えば、0が「未入力」、1が「入力中」、2が「処理中」、3が「処理済」というように表現することできます。
厳密にはrubyにenumはなく、rails4.1以降にmoduleとして導入されているものを利用することになります。
enumを使うメリット
もっとも大きなメリットは、数値で管理を行うため、改修が容易になる点です。
model側で記述を変更するだけで、アプリケーション全体にその変更が反映されます。
また、状態を管理する際に、メソッドを利用することができる点も非常に便利な点と言えます。
enumを使う方法
あるカラム(列)で、値が決まっている際には、不正な値が入らないようにするためにもenumを使います。
statusカラムや、progressカラム等を持つテーブルによく用いられるでしょう。
具体的にはモデルに、整数値とそれに対応する値を定義することで利用が可能です。
実際に書いてみよう
モデルの記述と対応するテーブルの記述を以下に並べます。
db/schema.rbは下記です。
ActiveRecord::Schema.define do create_table "tasks", force: :cascade do |t| t.integer "progress", default: 0 t.datetime "created_at", null: false t.datetime "updated_at", null: false end end
app/models/task.rbは下記です。
class Task < ApplicationRecord enum progress: { waiting: 0, start: 1, doing: 2, finish: 3 } end
まとめ
ActiveRecordのenumと聞けば、最初はとっつきづらく感じるでしょう。
enumは他の多くの機能と同様に、アプリケーションをより便利にするためのものです。
その意味を理解して、使いこなせるようになれば、なくてはならない存在に変化するでしょう。
また、一般的なRailsのサービスでは、enumが利用されていないものはないといっていいほど、基本的な機能の1つだといえます。
執筆してくれたメンター
メンターSKさん
現在、Webエンジニアとして勤務中。 得意なプログラミング言語はRuby、JavaScriptで趣味は筋トレ。 |
Rubyでenumを使う方法がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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