Rubyで配列を出力する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyで配列を出力する方法について現役エンジニアが解説しています。配列は複数のデータをひと固まりとして扱える箱のようなものです。配列を出力するにはそのまま出力する方法と配列の要素の番号を指定して出力する方法があります。どちらもputsメソッドを使って出力してみましょう。
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Rubyで配列を出力する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyで配列を出力する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
配列とは
おもちゃ箱のような雑多におもちゃが入っている箱のようなものではなくプレートで仕切られている薬ケースのようなものです。
プログラムではこのプレートを「,」で表します。そして順番があります。順番があるので[1,2,3]と[1,3,2]は別物です。
一応、違う要素のものを突っ込んだものも配列と言いますが、例えば数字の配列に文字列を突っ込んだ[1,2,3, “いち”, “に”, “さん”] これも配列ですが、プログラムで扱う場合、ほぼこのように書くことは無いので、同じ要素の物が並んでいると考えてもらって構いません。
配列を出力する方法
配列を出力とは、配列にどのような値が入っているかを調べるということですが、調べ方は二つあります。
- 配列のまま出力する方法
- 配列から何番目かを指定して出力する方法
配列のサイズが小さい場合は前者を使い、大きい場合は後者を使う傾向があります。なぜかって? 10000個要素のある配列を全て出力して、69762番目要素を目で確認するのは辛いでしょう。
だから、何番目かを指定して出力する方法も覚えておかないといけません。
配列のまま出力する方法
data = [1,2,3] puts data 1 2 3 # => nil
配列のまま出力する方法
data = (0..100000).to_a puts data[69762] 69762 # => nil
(0..100000).to_aは0-100000の配列を作り出すRubyの構文です。そういうものだと思ってください。
実際に書いてみよう
main.rb`というファイルを作成して中身を以下のように書いてください。
data_1 = [1,2,3] puts data_1 puts "-----" data_2 = (0..100000).to_a puts data_2[69762]
それでは実行してみましょう。
ターミナルに ruby main.rbと入力してエンターを押してください。
1 2 3 ----- 69762
となれば正解です。
まとめ
配列とは同じ要素の物を仕切りありで並べたものです。配列への出力方法は複数あり、よく使う2種類を紹介しました。
- 配列のまま出力する方法
- 配列から何番目かを指定して出力する方法
配列のサイズが小さい場合は前者で大きい場合は後者をよく使います。以上です。
筆者プロフィール
メンター福田
2017年よりWEBエンジニアとして活動開始。仕事を便利にするためのツールなどを作成する事が大好き。 作れるもの: gem・npm・chrome拡張など 書ける言語: Ruby・JavaScript・Go・ShellScript・TypeScript・node.js・ES6・CoffeeScriptなど |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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