HTMLでformタグのaction属性に複数の送信先を指定する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

HTMLでformタグのaction属性に複数の送信先を指定する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそも、HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Webデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。

 

 

formタグのaction属性について

formのaction属性はどこにデーターを送信するかを指定します。属性に何も指定しない場合は、そのフォームが置かれているページURLが送信されます。

 

複数の送信先を指定する方法

今回はJavaScriptを使って、複数の送信先を指定してみましょう。それぞれ送信先を指定したボタンを2つ用意し、クリックしたボタン先にデータを送信する方法をご紹介します。

HTML

buttonタグのonclick属性に関数名multipleactionを指定します。その関数の引数に送信先を指定します。

<form>
  <button type="button" onclick="multipleaction('/a/')">ページAに送信</button>
  <button type="button" onclick="multipleaction('/b/')">ページBに送信</button>
</form>

Javascript

クリックしたボタンの送信先を関数に渡して、action属性にその値を引き渡すというシンプルなscriptになります。

<script>
  function multipleaction(u){
  var f = document.querySelector("form");
  var a = f.setAttribute("action", u);
  document.querySelector("form").submit();
  }
</script>

 

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複数の送信先に送ってみよう

サンプルを用意しましたので、ご確認ください。送信先が分かりやすいようにYahoo! JapanとGoogleに変更しました。

 

See the Pen
form action by This is standard (@koutafunahashi)
on CodePen.

 

監修してくれたメンター

舟橋幸太郎 フリーのWebデザイナー、グロースハッカーです。 KaizenPlatform社主催のGrowth Hacker Awardsで受賞歴があります。過去行ったA/Bテストが実績として書籍に掲載されました。 TechAcademyではWebデザインコースを担当しています。

 

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