サイトの印象を変えたい!HTMLで動画を埋め込みする方法【初心者向け】
初心者向けにHTMLで動画を埋め込みする方法を解説しています。サイト内に動画を載せて印象を変えたいと思っている人は役に立つはずです。実際にソースコードを書きながら動画の埋め込みをしているので、すぐに形になるでしょう。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
今回は、HTMLで動画を埋め込みする方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
サイトのトップに動画を入れているサイトも増えてきているので、トレンドを抑えるためにも役立つ知識になるでしょう。
目次
そもそもHTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
動画の埋め込み方法
動画を埋め込むためのHTMLのタグには、下記の2つがあります。
- ifarmeタグ
- videoタグ
各々のメリットや使い分けの方法を解説します。
iframeタグ
最も簡単に埋め込むだけであれば、<ifarme>タグを用いるのが一般的です。
<iframe>タグは作成しているページに別のURLにあるコンテンツを埋め込んで表示する際に、汎用的に利用できるタグです。
ですので、動画だけではなく、別サイトのコンテンツ全体を読み込むこともできます。
動画の場合は、<iframe>を使うと大きさからURLまで設定でき、ホームページにアップロードしている動画だけでなく、「YouTube」にアップされている動画を埋め込むことができます。
videoタグ
HTML5から実装されたのが<video>タグです。
これは、今までの<iframe>タグにはなかった「loop」や「autoplay」といった機能が実装できます。
「loop」指定で動画を継続的に再生したり、「autoplay」を指定すると表示と同時に自動的に再生が開始します。
さっそく上記2つのやり方を見ていきましょう。
videoタグって何でしょうか?
HTML5から追加された、動画のためのタグなんだ。
YouTubeの動画を自分のサイトで使う時は、iframeタグで書いてたんですけど。
そうだね。ただ、動画専用のタグだと、いろいろな用途に使うことができるんだ。とりあえず、簡単に書いてみよう!
実際に書いてみよう
実際にソースコードを書いてみて、Webブラウザで確認をしましょう。
動画を準備して、同じ階層においてください。
試す場合には、下記の「sample.mp4」の部分を自分のビデオファイルと同じ名前にしましょう。
iframeタグ
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>sample</title> </head> <body> <iframe width="560" height="315" src="sample.mp4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe> </body> </html>
上記の例では、frameborderで動画の外枠の幅を指定したり、allowfullscreenを指定すると全画面モードにすることを許可します。
videoタグ
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>sample</title> </head> <body> <video controls autoplay loop><source src="sample.mp4"></video> </body> </html>
上記の例では操作コントローラーを表示し、自動再生してループ再生する指定になります。
今日のHTMLコーディングでは、インラインフレームが使用できないようなページが増えているので、<video>タグを使うのが良いでしょう。
インラインフレームはクラッカーと呼ばれる悪い人たちによって、ホームページに悪意ある改ざんがされやすい要素だからです。
<iframe>はいわば別のページを表示する仕組みですので、別ページを表示できるHTMLの構造自体を廃止してしまうという動きがあります。
今から組む方は<video>タグで挑戦してみましょう。
またホームページの中には<iframe>が使用できないところもあるので、気を付けておきましょう。
ブラウザで見たところ、どちらも変わりないですね。
確かにそうだね。
videoタグ特有のことってないんですか?
動画をページの背景につかったり、オリジナルの再生ボタンを作れたり、コマ送り表示とかプログラミングと親和性が高いんだ。
難しそうだけど、面白そうですね!
HTMLを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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