Pythonで文字列を結合する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonで文字列を結合する方法について現役エンジニアが解説しています。Pythonで文字列を結合する方法には、+演算子を用いる方法とjoin関数を用いる方法があります。+演算子では文字列と文字列の結合、join関数ではリストなどの要素を結合させることが出来ます。
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Pythonで文字列を結合する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonで文字列を結合する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
今回は、Pythonで文字列を結合する方法について紹介します。今回紹介する内容は文字列の操作の中でよく使う手法になります。例えば、プログラムのログを出力する場合に、複数の要素(文字列)を組み合わせてログの内容を作成したり等さまざまな場面で使用します。
目次
+演算子により文字列を結合する方法
ここでは+演算子により文字列を結合する方法について紹介します。+演算子を使用して文字列を結合する場合は下記のような文法を使用します。
'文字列1' + '文字列2'
print関数で使用する場合は下記のような文法を使用します。
print( '文字列1' + '文字列2' )
変数を使って文字列結合もできます。
data1 = '文字列1' data2 = '文字列2' print( data1 + data2 )
join関数により文字列を結合する方法
ここでは、join関数により文字列を結合する方法について紹介します。まずjoin関数とはリスト型などの複数の要素を持つデータを結合する際に使用する関数です。
join関数を使用して文字列を結合する場合には以下のような文法を使用します。
''.join( '文字列1' , '文字列2' , '文字列3' ) 実行結果>>文字列1文字列2文字列3 ','.join( '文字列1' , '文字列2' , '文字列3' ) 実行結果>>文字列1,文字列2,文字列3
”.join()を使用すると各要素をそのまま連結します。
‘,’.join()を使用すると各要素に区切り文字’ , ‘が挿入されて連結します。
こちらも変数を使っての文字列結合もできます。
data = [ ' 文字列1 ' , ' 文字列2 ' , ' 文字列3 ' ] ''.join( data ) ','.join( data )
実際に書いてみよう
Pythonで文字列を結合する方法について、サンプルコードを参考に実際に書いてみましょう。
+演算子による文字列の結合
サンプルコード
# 文字列同士を直接結合 print( 'Hello' + 'World' + '!!!' ) # 変数を使用して文字列結合 data1 = 'Hello' data2 = 'World' data3 = '!!!' print( data1 + data2 + data3 )
実行結果
HelloWorld!!! HelloWorld!!!
解説
ここでは+演算子による文字列の結合をするコードを作成しました。
コード2行目では、+演算子を使用して文字列同士を直接結合して出力しています。コード5-7行目では、それぞれの文字列を変数に代入しています。
コード8行目では、先ほど用意した変数を+演算子を使用して結合したものを出力しています。
実行結果ではそれぞれ文字列が結合された結果が確認できます。
join関数による文字列の結合
サンプルコード
# 文字列同士を直接結合 print( ''.join( ['Hello' , 'World' , '!!!' ] ) ) print( ','.join( ['Hello' , 'World' , '!!!' ] ) ) # 変数を使用して文字列結合 data = [ 'Hello' , 'World' , '!!!' ] print( ''.join( data ) ) print( ','.join( data ) )
実行結果
HelloWorld!!! Hello,World,!!! HelloWorld!!! Hello,World,!!!
解説
ここでは、join関数による文字列の結合をするコードを作成しました。
コード2-3行目では、join関数を使用して、リスト形式の文字列の要素を結合しています。コード6行目では、変数にリスト形式で文字列を代入しています。
コード7-8行目では、先ほど用意した変数をjoin関数を使用して結合したものを出力しています。
まとめ
今回はPythonで文字列を結合する方法について紹介しました。
記事冒頭でも述べたようにこのような処理はプログラミングの中で良く使用する手法ですので、今回紹介した内容を参考にしてこれからのプログラミングにぜひ活用してください。
監修してくれたメンター
菅繕久(すがよしひこ)
現在はフリーランスのエンジニアをしていてプログラミング歴は8年目になります。 普段は Python、FileMaker等を使って様々な業務で活用できるIoTプロダクトRPAツールを作成しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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