JavaScriptで文字列を連結する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptで文字列を連結する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

 

目次

• 演算子による文字列連結方法
• join() 関数による文字列連結方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

演算子による文字列連結方法

文字列を連結するには + 演算子を使用します。

+ 演算子は数値の場合には加算という意味です。

しかし、文字列の場合には連結を意味しましょう。

また、数値と文字列を組み合わせた場合、数値が自動的に文字列に変換されて、連結が行われます。

 

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join() 関数による文字列連結方法

配列やオブジェクトに格納された文字列を連結する場合には join() 関数を使用します。

配列は連結文字で結ばれて連結され、連結文字を指定しない場合にはカンマで連結されることになるでしょう。

配列.join(連結文字)

 

 

実際に書いてみよう

今回のサンプルプログラムでは文字列を連結する方法について確認します。

実行はChromeブラウザーのデベロッパーツールで行い、はじめに演算子を使った方法を確認しましょう。

const str1 = "ペン";
const str2 = "パイナップル";

const str3 = str1 + str2;
console.log(str3);

実行結果は以下のとおりです。

ペンパイナップル

 

文字列と数値の連結についても確認します。

let str4 = 100 + "個の" + str1;
console.log(str4);

実行結果は以下のとおりです。

100個のペン

+= 演算子を使用することも可能です。

str4 += "です。";
console.log(str4);

実行結果は以下のとおりです。

100個のペンです。

 

なお、以下のコードのように数値同士に演算子が適用される場合は、数値の演算が行われてから文字列として連結が行われるため注意しましょう。

const str5 = 500 + 50 + "個の" + str2;
console.log(str5);

実行結果は以下のとおりです。

550個のパイナップル

 

次は join() 関数による文字列の連結です。

const words = ["pen", "pineapple", "apple", "pen"];
const str6 = words.join("");
console.log(str6);

実行結果は以下のとおりです。

連結文字に空文字を指定したことで、隙間なく文字列が連結されました。

penpineappleapplepen

 

連結文字に空白を指定してみましょう。

const str7 = words.join(" ");
console.log(str7);

以下のように、空白が挿入されて文字列が連結されました。

pen pineapple apple pen

 

まとめ

今回の記事では JavaScript で文字列を連結する方法を学習しました。

 

執筆してくれたメンター

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。 守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。 その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

 

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