KotlinのjoinToString関数の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにKotlinのjoinToString関数の使い方について現役エンジニアが解説しています。joinToString関数とは、KotlinのArrayクラスのメソッドで、配列の値を全て結合して文字列として出力してくれる関数です。
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KotlinのjoinToString関数の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
初心者向けにKotlinの入門向けサイトをまとめた記事もあるのでみてみましょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプAndroidアプリ開発講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Androidアプリ開発に関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
KotlinのjoinToString関数の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
joinToString関数の使い方
joinToString関数とは、KotlinのArrayクラスに実装されたメソッドで、Array型の変数に格納された値を全て結合してString出力することができます。
実際に使ってみよう
joinToString関数を使ったサンプルプログラムを作ってみましょう。
Kotlinによる実装
val programs: Array<String> = arrayOf("Kotlin", "Java", "JavaScript") val contains = programs.joinToString() println( contains )
実行結果
Kotlin, Java, JavaScript
Arrayに格納された値が、カンマ区切りで出力されることが確認できました。
その他のパラメータを活用して出力をカスタマイズしてみる
joinToString関数は、文字列出力時にオプションを指定することができます。
今回は、パラメータを活用した例を2つみていきましょう。
- separatorの利用
- prefixとpostfixの利用
実際に動作するプログラムは下記になります。
Kotlinによる実装
// 1.separatorの利用 val programs2: Array = arrayOf("Kotlin", "Java", "JavaScript") val contains2 = programs2.joinToString(separator = " & ") println( contains2 ) // 2.prefixとpostfixの利用 val contains3 = programs2.joinToString(prefix = "[" , postfix = "]") println( contains3 )
実行結果
Kotlin & Java & JavaScript [Kotlin, Java, JavaScript]
パラメータを使うことで、出力結果を装飾することができました。
まとめ
Kotlinには、Arrayの中身を全出力するjoinToStringという便利な関数があるため、有効に使用していきましょう。
執筆してくれたメンター
寺谷文宏(てらたにふみひろ)
Webアプリケーションエンジニアとして数多くのプロジェクトを経験し、フロントエンドからサーバーサイドまで総合的な開発を得意としています。 TechAchademyではフロントエンド、Javaコースを担当。 |
KotlinのjoinToString関数の使い方がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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