Androidアプリ開発でAnalogClockを追加する方法【初心者向け】
Androidアプリ開発のGUIコンポーネント【AnalogClock】を追加する方法を初心者向けに解説した記事です。アプリ内にアナログ時計を表示することができます。長針・短針、文字盤を、自分で作成した画像にカスタマイズする方法も紹介。
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Androidアプリ開発では、アプリのパーツを簡単に追加できるGUIコンポーネントが数多く用意されています。
今回はそのうちの1つである、AnalogClock(アナログ時計)を追加する方法をご紹介します。
本記事はTechAcademyのAndroidアプリ開発オンラインブートキャンプの内容をもとに解説しています。
田島メンター!!Androidアプリにアナログ時計を使いたいんですけど、自分で実装しないといけないでしょうか・・・?
ううん、そんなことはないよ。AnalogClockっていうGUIコンポーネントを使うといいんだ。
え、用意されているんですか!?
AnalogClockとは
AnalogClockとは、アプリ内にアナログ時計を表示したい場合に使われるGUIコンポーネントです。
時計を表示するGUIコンポーネントにはほかにDigitalClockがあり、こちらはデジタル時計が表示できます。
AnalogClockを配置する
AnalogClockはレイアウトエディタのパレットの「時刻&日付」から配置できます。 パレット内のAnalogClockを、配置したい場所までドラッグしましょう。
※AnalogClockは、APIレベル23で非推奨となりました。パレットに出てこない場合は、下記のソースコードをレイアウトファイルに貼り付けてください。
このようにAnalogClockを配置すると、xmlファイルには次のようなコードが追加されます。
<AnalogClock android:id=”@+id/analogClock1″ android:layout_width=”wrap_content” android:layout_height=”wrap_content” android:layout_alignParentTop=”true” android:layout_centerHorizontal=”true” android:layout_marginTop=”36dp” />
これでAnalogClockの配置は完了しました。 アプリを起動してみましょう。画面にアナログ時計が表示されました。
カスタマイズする
AnalogClockは、長針・短針や文字盤を、自分で作成した画像に変更することができます。
先に、プロジェクトの「resフォルダ」内に「Drawableフォルダ」を用意します。そのなかに、AnalogClockで使用したい画像をコピーしておきましょう。
まずは、文字盤を変更します。 プロパティの「Dial」の横の[…]ボタンをクリックします。すると、画像の様なダイアログが表示されます。 Drawableフォルダにコピーした画像のファイル名を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
同様に、短針は「hand_hour」、長針は「hand_minute」を変更します。
アプリを実行すると、自分で用意した画像を使ったアナログ時計が表示されます。
今回の記事は以上です。
他のGUIコンポーネントを追加したい場合は、Androidアプリ開発でProgressBarを追加する方法も合わせてご覧ください。
簡単に設置できていいですね〜♪
カスタマイズもできるから、アプリのデザインに合わせて使えてとても便利だよ♪
そうですね〜♪
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