PHPで先頭文字を削除する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPで先頭文字を削除する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

この記事ではPHPで先頭文字列を削除する方法について解説します。

目次

• substr関数とは
• substr関数の使い方
• 実際に書いてみよう
• 全角を含む文字列の先頭文字を削除する方法
• まとめ

 

substr関数とは

substr関数とは、指定した文字列から、指定した箇所の文字列を取得する関数です。

substr関数を使うと指定した文字列に対して特定の位置から特定の文字数を取得できるため、文字列の一部のみ取得する際に使うことができます。

 

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substr関数の使い方

substr関数は以下のように記述します。

取得する文字列 = substr(文字列, 開始文字の位置 [, 取得文字の数]);

substr関数の第1引数には文字列を、第2引数には開始文字のバイト数の位置を取得可能です。

第3引数は任意で、設定するとその数値分のバイト数の文字を取得できます。

設定しない場合は文字列の最後まで取得します。

 

実際に書いてみよう

実際にsubstr関数を使って文字列の一部を取得してみましょう

プログラムソースコード

<?php
  $str01 = 'I am Bom';
  echo substr($str01, 2, 2);
  echo '<br>';
  echo substr($str01, 5);
?>

 

実行結果

substr関数の第3引数を設定した場合は文字数を指定可能です。

2の位置にあるのは「a」でそこから２バイト分の文字なので「am」を取得します。

substr関数の第2引数までしか設定しない場合はそも開始位置から最後の文字まで取得します。

5の位置である「B」から最後までなので「Bob」を取得することができました。

 

全角を含む文字列の先頭文字を削除する方法

substr関数で全角を含む文字列を分割しようとすると環境によっては文字化けします。

また、全角文字は2バイトなためsubstr関数で第2引数に「1」を設定するだけでは先頭文字列を削除することはできません。

そのため全角文字列を含む場合はmb_substr関数を使う方法がいいです。

mb_substr関数も同じく引数を3つまで設定することができますが第2引数はバイト数での位置ではなく文字数での位置を、第3引数ではバイト数ではなく文字数で指定することができるため正確に先頭文字を削除することができます。

文字列 = mb_substr(文字列, 1);

実際に全角を含む文字列の先頭文字列を削除してみましょう。

プログラムソースコード

<?php
  $str = 'こんにちは, Bobさん！';
  $str = mb_substr($str, 1);
  echo $str;

  echo '<br/>';

  $str2 = 'Hello, Bob！';
  $str2 = mb_substr($str2, 1);
  echo $str2;
?>

 

実行結果

まとめ

この記事ではPHPで先頭文字を削除する方法について解説しました。

substr関数、mb_substr関数共に非常によく使われる関数なのでその違いも含め理解して使えるようにしましょう。

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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