Androidアプリ開発でSpinnerを追加する方法【初心者向け】
Androidアプリ開発でGUIコンポーネントの【Spinner(スピナー)】をAndroid Studioで追加する方法を初心者向けに解説した記事です。スピナーを使うと、ドロップダウンリストで選択肢を作成することができます。
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Androidアプリ開発では、アプリのパーツを簡単に追加できるGUIコンポーネントが数多く用意されています。
今回はそのなかの1つである、Spinner(スピナー)をAndroid Studioで追加する方法と基本的な使い方をご紹介します。
Android Studioの開発環境を構築していないという方は、Androidアプリ開発環境の構築方法をまずご覧ください。
本記事はTechAcademyのAndroidアプリ開発オンラインブートキャンプの内容をもとに解説しています。
田島メンター!!HTMLのフォームのselectみたいなのってAndroidアプリだと用意されていないんですか?
それなら、Spinnerを使うと良いよ。
Spinnerですか!?
Spinnerとは
Spinnerは、ドロップダウンリストを作成するためのGUIコンポーネントです。
htmlのselectのように、タップすることで選択肢が表示され、ユーザーはその中から1つの項目を選択します。
事前準備
事前準備として、Spinnerに表示させるリスト「list」という名前で作成しておきましょう。
プロジェクト内の「/res/values/string.xlm」の…に下記のようなコードを追加します。
<string-array name=”list”>
<item>A型</item>
<item>B型</item>
<item>O型</item>
<item>AB型</item>
</string-array>
事前準備はこれだけです。
Spinnerを配置する
プロジェクト内の「/res/layout」で、Spinnerを配置したいアクティビティのXMLファイルを開きます。
Spinnerはパレットの「Widgets」から配置できます。
パレット内のSpinnerを、配置したい場所までドラッグしましょう。
これでSpinnerの配置ができました。このSpinnerに準備しておいた「list」という名前の配列を表示させます。
続いて、プロパティの「Entries」に「@array/list」と入力します。
xmlファイルを確認すると、次のようなコードが追加されています。
<Spinner
android:layout_width=”wrap_content”
android:layout_height=”wrap_content”
android:id=”@+id/spinner”
android:layout_alignParentTop=”true”
android:layout_alignParentLeft=”true”
android:layout_alignParentStart=”true”
android:entries=”@array/list”
android:spinnerMode=”dialog” />
ここでアプリを実行してみましょう。
Spinnerをタップして、設定された項目から1つを選択できるようになりました。
Spinnerをカスタマイズする
最後に応用編としてちょっとしたカスタマイズ方法をご紹介します。
選択肢の表示表表はドロップダウンとダイアログの2種類から選択することができます。ダイアログ表示で表示をしたい場合は、プロパティの「spinnerMode」で「dialog」を選択します。
これでアプリを実行すると、Spinnerがダイアログモードで表示されていることが確認できます。
今回の記事は以上です。
ぜひ参考にしてください。
カスタマイズしたのもいいですね!
そうだね。設定画面とかで選択肢で選ばせる部分って割りとあるから、覚えておくと良いね♪
はい♪
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