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XcodeでUIActivityIndicatorViewを追加する方法【初心者向け】

XcodeのUIパーツの1つである【UIActivityIndicatorView】を追加する方法について初心者向けに解説した記事です。iPhoneアプリなどで、処理中または待機中を示すために、くるくると回転して表示させることができます。

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iPhoneアプリ開発では、アプリの画面を作るのに便利なUIパーツが多数用意されています。

今回は、XcodeUIActivityIndicatorView(アクティビティインディケータービュー)を追加する方法を初心者向けに解説します。

 

なお本記事は、TechAcademyのiPhoneアプリ開発オンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

 

UIActivityIndicatorViewとは

UIActivityIndicatorViewは処理中である、または待機中である事を示すビューです。

画面の中でくるくると回転します。

 

 

UIActivityIndicatorViewの生成から非表示まで

他のUIパーツと同じように、ストーリーボードからドラッグ&ドロップで配置する事も可能です。

(表示がわかりやすいように、背景は黒にしています)

UIActivityIndicatorView
XcodeScreenSnapz003

 

ただし、その使用目的が処理中、または待機中であることを示すものですので、処理が完了したら消えるといった処理が必要です。

そのため、UIActivityIndicatorViewを表示したい場所で下記のように生成します。

 

.hファイル

@interface ViewController : UIViewController
{
UIActivityIndicatorView *activityIndicatorView;
}

 

.mファイル

activityIndicatorView = [[UIActivityIndicatorView alloc] initWithActivityIndicatorStyle:UIActivityIndicatorViewStyleWhite];
activityIndicatorView.hidesWhenStopped = YES;
CGSize indicatorSize = activityIndicatorView.frame.size;
CGSize viewSize = self.view.frame.size;
activityIndicatorView.frame = CGRectMake((viewSize.width – indicatorSize.width) / 2, (viewSize.height – indicatorSize.height) / 2, indicatorSize.width, indicatorSize.height);
[activityIndicatorView startAnimating];
[self.view addSubview:activityIndicatorView];

 

そして処理が完了したら、その通知を受け取った場所で回転を停止させる必要があるので、このコードも追加します。

[activityIndicatorView stopAnimating];

生成時にactivityIndicatorView.hidesWhenStopped = YES;を指定していますので、回転が停止すると表示も消えるようになります。

 

また、initWithActivityIndicatorStyleに設定できる値は2つあり、大きさが異なります。

1.UIActivityIndicatorViewStyleWhite

UIActivityIndicatorViewStyleWhite

2.UIActivityIndicatorViewStyleWhiteLarge

UIActivityIndicatorViewStyleWhiteLarge

 

 

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UIActivityIndicatorViewの色の変更

最後にちょっとしたカスタマイズ方法のご紹介です。

回転するUIActivityIndicatorViewの色を変更することができます。

 

今回は赤にするのでこのように記述します。

activityIndicatorView.color = [UIColor redColor];

すると赤色になりました。アプリ全体のデザインに合わせて調整してみてください。

red

今回の記事は以上です。

ぜひ参考にしてみてください。

 

同じような機能を持つUIパーツとしてXcodeでUIProgressViewもあるので合わせてご覧ください。

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