Pythonにおけるif文の論理演算子notの利用方法について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonにおけるif文の論理演算子notの利用方法について解説しています。論理演算子notは真偽値を持つ式においてTrueとFalseの反転を行うものです。if文とnot演算子を組み合わせた条件式の書き方を覚えましょう。
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Pythonにおけるif文の論理演算子notの利用方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
if文の論理演算子notの利用方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
if文とは
まずは、if文について簡単に復習しておきましょう。if文は「条件分岐」があるときに用いる文で、
if 条件式: 処理内容
と記述すれば、条件式がTrueのときだけ記述した処理を行なうようにすることができます。
論理演算子notとは
論理演算子notは、真偽値(TrueかFalse)を持つ式に用いることのできる演算子で、TrueとFalseの反転を行ないます。
例えば、
a = 10
という変数aがあるとき、
a == 10
はTrueとなりますが、
not a == 10
とすると、反転してFalseとなります。
if notの使い方
Pythonでは、if文とnot演算子を組み合わせることで、条件式が成り立たない場合のみに処理を行なう事ができます。
そのためには、if文のあとにnotをおいて、
if not 条件式: 処理内容
とすることで実現できます。
if notを利用して条件式を組み立てて真偽を判断してみよう
実際に、if notを利用したコードを記述することで、使い方について確認してみましょう。サンプルコードでは、数値が偶数か奇数か判定して結果を出力する処理を行ないます。
# 数値を用意 >>> num = 10 # if not で判定 >>> if not num % 2 == 0: ... print("numは奇数です。") ... else: ... print("numは偶数です。") ... 出力:numは偶数です。
まとめ
この記事では、Pythonで条件分岐を行うためのif文とTrueとFalseを反転させるnot演算子を組み合わせた使い方について解説しました。
非常に便利な使い方なので覚えておくと役に立ちます。
監修してくれたメンター
メンターOS
AIプログラミングを使って開発を行う。プログラミング歴は約3年。Pythonは割と好きな方。JavaもAndroid開発で触れていたりする。 大学では物理学を勉強中。好きな物理理論は一般相対性理論らしい。 意外と動物が好きだったり、、、。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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