PHPのfilter_input関数の使用方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPのfilter_input関数の使用方法について現役エンジニアが解説しています。filter_input関数とはHTTP通信のGETやPOSTで送信されたデータを検証したり、処理するための関数です。filter_input関数のメリットや書き方、使い方について解説します。
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PHPのfilter_input関数の使用方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPのfilter_input関数の使用方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
この記事は、PHPのfilter_input関数について記載した記事です。まだPHPに慣れていない方でも理解できる内容となっています。
目次
filter_input関数とは
PHPのfilter_input関数はHTTP通信のGETやPOSTで送信されたパラメータをフィルタリングしてデータの妥当性を検証したり、特殊文字などの不要な文字列を取り除いたりするために使用する関数です。
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filter_input関数のメリット
filter_input関数を利用するメリットの1つとしてあげられるのは、処理を簡潔に記述することができるということです。
filter_input関数を使わない場合
PHPにはGET送信やPOST送信でパラメータを送られてくる場合、以下のように受け取ることができます。
$id = $_GET['id']; $name = $_POST['password'];
しかし、このパラメータの受け取り方では、「パラメータが送信されていない」とエラーが発生してしまうので、以下のように受け取ったりします。
if(isset($_POST['password'])) { $password = $_POST['password']; } else { $password = false; }
isset関数は、値が存在する場合にboolean値のTRUEを返却します。
したがって、$_POST[‘password’]に値がある時(パラメータがちゃんと送信された時)に、処理を行うといった実装を行うことができるので、エラーになることがありません。
エラーにならないという点で、上記のソースコードでも問題はありませんが、filter_input関数を使用することで、より少ないコーディング量で実現することができます。
filter_input関数を使った場合
filter_input関数を使用した場合、上記の内容の処理を以下の通りに実現することができます。
$password = filter_input(INPUT_POST, 'password');
filter_input関数は値が存在した時は、送信されたパラメータを返し、値が存在しないなどのフィルタリングに失敗した時は、FALSEを返す関数です。したがって、上記のisset関数とif文で表現した内容をより簡潔に記述することが可能です。filter_input関数の使用方法については、以下の通りです。
使用方法:
filter_input($HTTPリクエストメソッドタイプ定数, $送信されたパラメータのキー名);
筆者プロフィール
平野大輝(ひらのだいき)
スキル:PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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