PythonをWindows環境にインストールする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

PythonをWindows環境にインストールする方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

目次

• Pythonのインストール手順
• Pythonの実行方法
• サンプルプログラムを実行してみよう
• まとめ

 

Pythonのインストール手順

Windowsの場合、公式サイトのインストーラの利用が簡単です。

こちらのページから最新のインストーラ配布ページにアクセスできます。本記事執筆時点の最新版は3.8.6で、こちらのページです。

複数種別のインストーラがあります。多くの方はWindows 10 64ビット版かと思いますので、 “Windows x86-64 executable installer”を選択します。

インストーラをダウンロードしたら、ファイルをダブルクリックして実行します。いくつか選択項目がありますが、特に理由のない限り既定(デフォルト)のまま進めます。

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Pythonの実行方法

Pythonを実行する方法を2つ紹介します。

コマンドプロンプトで実行する方法

コマンドプロンプトを起動し、pythonと入力すると、Pythonインタプリタが起動します。

C:Usersuser>python
Python 3.8.6 (tags/v3.8.6:db45529, Sep 23 2020, 15:52:53) [MSC v.1927 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>

インタプリタではPythonプログラムを対話的に実行できます。また、python <Pythonスクリプト>と入力すると、指定したPythonスクリプトを実行できます。

C:Usersuser>type hello.py
print('Hello,World!')

C:Usersuser>python hello.py
Hello,World!

 

IDLEを使う方法

PythonにはIDLEというGUI実行環境が付属します。IDLEで、一元的にPythonコードを編集したり実行したりできます。

画像のようにPythonコードを記述し、メニューのRun, Run Module(もしくはF5キー)で実行できます。

サンプルプログラムを実行してみよう

(1)コマンドプロンプトを起動し、適当な作業フォルダに移動します。

(2)メモ帳で簡単なPythonプログラムsample.pyを作成します。以下の通りコマンドを入力します。

notepad sample.py

(3)メモ帳で以下のプログラムを入力します。足し算をして結果を表示するものです。

a = 10
b = 20
c = a + b
print('%dたす%dは%d' % (a, b, c))

(4)メモ帳を保存して閉じます。

(5)コマンドプロンプトで以下の通りコマンドを入力します。

python sample.py

(6)以下の通りプログラムの実行結果が表示されます。

10たす20は30

 

まとめ

この記事ではWindowsでPythonをインストールし、Pythonプログラムを実行する方法を紹介しました。

監修してくれたメンター

橋本紘希（はしもとひろき） システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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