Pythonのrandomモジュールにおけるsample()関数について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのrandomモジュールにおけるsample()関数について現役エンジニアが解説しています。randomモジュールとは、ランダムな値(乱数)を扱うモジュールです。sample()関数とはランダムに値を取り出す関数です。sample()関数の書き方や使い方について解説します。
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監修してくれたメンター
平野 勝靖
Pythonのrandomモジュールにおけるsample()関数について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
目次
- randomモジュールとは
- sample()関数とは
- randomモジュールのsample()関数の使い方
- randomモジュールのsample()関数を利用してリストデータをランダムに取得してみよう
- まとめ
- Pythonを学習中の方へ
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonのrandomモジュールにおけるsample()関数について詳しく説明していくね!
お願いします!
この記事は、Pythonのrandomモジュールにおけるsample()関数について解説している記事です。
Pythonには標準の乱数生成モジュールがあるため、簡単に乱数生成を行うことができます。
乱数を生成してデータ処理を行う必要がある人は、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
randomモジュールとは
randomモジュールとは、Pythonで組んだプログラムにおいてランダムな値(乱数)を使った処理を行うための関数などが定義されたモジュールです。
random.”関数名”
のように使用します。
randomモジュールを使う場合は、以下のようにrandomモジュールをインポートする必要があります。
import random
sample()関数とは
sample()関数とは、シーケンス(リスト)からランダムに値を取り出す関数です。
randomモジュールのsample()関数の使い方
randomモジュールのsample()関数の使い方について解説します。
random.sample(シーケンス, 要素の数)
のように、指定した要素数だけ乱数のリストを得ることができます。
randomモジュールのsample()関数を利用してリストデータをランダムに取得してみよう
それでは、実際にrandomモジュールとsample()関数を使用してリストデータをランダムに取得してみましょう。
random.random()は、1未満の浮動小数を出力する関数です。
import random num1 = random.random() num2 = random.random() num3 = random.random() num4 = random.random() num5 = random.random() a = [num1, num2, num3, num4, num5] print(a) b = random.sample(a, 2) print(b) c = random.sample(a, 4) print(c)
実行結果は、以下のようになります。なお、乱数ですので数値は完全に一致しません。
[0.006938114347753599, 0.1516392058186763, 0.14971363605503918, 0.6367388450364868, 0.2649466467423375]
[0.14971363605503918, 0.6367388450364868]
[0.14971363605503918, 0.1516392058186763, 0.2649466467423375, 0.6367388450364868]
ランダムに生成されたリストから、ランダムに2つ、4つと抜き出されていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Pythonのrandomモジュールにおけるsample()関数について理解できたでしょうか。
randomモジュールにおけるsample()関数が正しく実行できれば、乱数を生成してデータ処理を実行できます。
正しく理解して活用しましょう。
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Pythonを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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