Pythonのsumを利用したlistデータの計算について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのsumを利用したlistデータの計算について解説しています。sumは合計値を求める際に使用されます。sumの基本の使い方、listデータの要素の合計を計算する場合の書き方を覚えましょう。
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Pythonのsumを利用したlistデータの計算について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
sumを利用したlistデータの計算について詳しく説明していくね！
お願いします！
目次
sumとは
Pythonにおけるsumとは、引数の合計を求める機能を持ったsum関数と呼ばれるものになります。表計算ソフトでも良く使われるsum関数と同じもので、複数の値の合計を簡単に計算する事ができます。
sumの使い方
Pythonでsumを使用するには以下のように使用します。
[基本的なsumの使い方]
sum(引数1,引数2,引数3)
[サンプルコード]
print(sum(3,4,5))
[実行結果]
12
このように合計を求めたい複数の値を引数としてsum関数に渡すことで合計の値を取得ができるようになります。
sumを利用してlistデータの値を計算してみよう
sum関数では引数に直接listデータを渡す事で、listデータに含まれる要素の合計を計算する事もできます。ここでは、sumを使用して実際にlistデータの値を計算してみましょう。
サンプルコード
# 計算に使用するlistデータの値を変数に設定 list_data = [3,4,5] # sum関数を使用してlistデータの計算を行い出力する print(sum(list_data))
実行結果
12
解説
コード2行目では、計算に使用するlistデータの値を変数に設定しています。
コード4行目では、sum関数を使用してlistデータの値の合計を出力しています。
実行結果では、3+4+5の12が出力されている事が確認できます。
ここからは応用編として、1～10までのランダムな数値3個をlistデータに追加し、sum関数で計算した結果とキーボード入力からの回答をifを使用して判定するような簡単な計算ゲームのサンプルコードを用意しました。
時間のある方はこちらのサンプルコードを参考にプログラムを作成してみましょう。
サンプルコード
#ランダムな数字を取得する為に必要なモジュールをインポートする
import random
# 計算に使用するlist型データを変数に設定
list_data = []
# for文を使用して3個のランダムな値をlistデータに追加
for i in range(3):
# 1 ～ 10までのランダムな数値をlistデータに追加
list_data.append(random.randrange(10)+1)
# sum関数を使用してlistデータの計算結果を答えとして変数にセット
ref = str(sum(list_data))
# 計算問題を表示
print('回答を入力してEnterキーを押してください。')
print( str( list_data[0] ) + ' + ' + str( list_data[1] ) + ' + ' + str( list_data[2] ) + ' = ???')
# 答えをinput()を使用してキーボード入力で取得し回答として変数にセット
answer = str(input())
# if文を使用して、答えと回答の合否を判定して、それぞれの出力を設定する。
if ref == answer:
print( '正解!!' )
else:
print( '残念!!...正解は ' + ref +' でした！' )
実行結果
回答を入力してEnterキーを押してください。 1 + 10 + 5 = ??? 16 正解!!
回答を入力してEnterキーを押してください。 5 + 1 + 3 = ??? 8 残念!!...正解は 9 でした！
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まとめ
今回は、Pythonのsumを利用したlistデータの計算について紹介しました。
今回紹介した内容は、プログラミングの様々な場所で活用できる内容になっております。
また、最後に紹介した応用編のサンプルコードも今回の記事で紹介した内容をどのように盛り込むかという点でとても参考になると思いますので、是非挑戦してみて下さい。
監修してくれたメンター
| 菅繕久
現在はフリーランスのエンジニアをしていてプログラミング歴は8年目になります。 普段は Python、FileMaker等を使って様々な業務で活用できるIoTプロダクトRPAツールを作成しています。開発実績としては、業務自動化ツール(在庫管理・発注・ファイル操作 etc)、電子カルテシステム、ロボット用プログラムなどがあります。 TechAcademy ではPythonコースを担当しております。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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