Pythonのsum関数でカウント条件を指定する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのsum関数でカウント条件を指定する方法について現役エンジニアが解説しています。sum関数とはExcelの関数でもよく出てくる関数と同様で指定した範囲の数値の合計を計算する関数です。第一引数の数値の合計を計算してくれますが、第二引数でスタート位置を決めることも出来ます。
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Pythonのsum関数でカウント条件を指定する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonのsum関数でカウント条件を指定する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
sum関数とは
sum関数とはExcelの関数でもよく出てくる関数と同様で指定した範囲の数値の合計を計算する関数です。
詳細は公式のリファレンスを参照してください。
[参考記事]
Pythonのsum関数の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
今回はsum関数でカウント条件を指定する方法について解説していきます。
カウント条件の指定方法
カウント条件はsum関数の第2引数で指定できます。
下記文法を例に解説していきます。
sum(第1引数,第2引数) sum関数は第1引数の合計を計算します。
あまり知られていませんが、sum関数は第二引数をもっておりデフォルト値は0です。
第2引数に数値が入力された場合はその数値をスタートとし、第1引数の合計が加算されます。
実際に書いてみよう
それでは、サンプルコードを例に実際にsum関数のカウント条件の指定を行います。
サンプルコード
c = [0,1,2,3,4] print(sum(c)) print(sum(c,100))
実行結果
15
115
解説
コード3行目でsum関数の第2引数に100を設定しており、100からsum関数の合計が加算されるようになってます。
実行結果ではカウント条件を指定していない [0,1,2,3,4] の合計と100から合計が加算された結果の出力が確認できます。
次に先ほどのサンプルコードを参考にsum関数のカウント条件を変数で設定してみます。
サンプルコード
c = [0,1,2,3,4] x = 100 print(sum(c)) print(sum(c,x))
実行結果
15
115
解説
コード2行目で変数xに数字の100を設定しています。
コード3行目でsum関数の第2引数に変数xを設定しており100からsum関数の合計が加算されるようになってます。
実行結果ではカウント条件を指定していない[0,1,2,3,4] の合計と変数xの値100から合計が加算された結果の出力が確認できます。
まとめ
今回は、Pythonのsum関数でカウント条件を指定する方法について解説しました。
あまり知られていない方法かもしれませんが、開発時に役に立つ時が必ずありますのでしっかりマスターしましょう。
監修してくれたメンター
菅繕久(すがよしひこ)
現在はフリーランスのエンジニアをしていてプログラミング歴は8年目になります。 普段は Python、FileMaker等を使って様々な業務で活用できるIoTプロダクトRPAツールを作成しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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