【連載企画】未経験からエンジニアになるためのステップとは!
未経験からエンジニアに転職したい人向けの記事です。JobQというキャリア向けQ&Aサービスとの連載企画で未経験からエンジニアとして転職した人の意見を見ることができます。エンジニアとして働くためのステップを見つけましょう。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
本記事は、キャリアに特化したQ&Aサービス「JobQ」との連載企画になります。毎週月曜日に就職や転職など、あるテーマに沿って紹介していくシリーズです。今回は前回に引き続き第二弾として「未経験でもWeb系エンジニアへと転職するために!」というテーマで紹介していきます。
前回の「SlerからWeb系エンジニアになるための第一歩」も合わせてご覧ください。
【質問】
Q. 28歳です。未経験ですが、今からエンジニアになれますか?
28歳のものです。会社の業績が落ち込んでいることもあり転職を考えています。同業他社への転職も検討しましたが、この機会に昔から興味があったエンジニアとして再度キャリアをスタートしたいと考えています。
(スキル的にはほぼ未経験。)
未経験歓迎と書かれた企業にもいくつか応募しましたが落ちてしまいました。やはり年齢的に厳しいものなのでしょうか?アドバイスをいただけると幸いです。
以下では、実際に転職することに成功した人や身の回りで転職した人など、実体験をもとにアドバイスをされています。エンジニアとして働ける人の適正やイメージがつかめるはずです。
【1人目の回答】
それくらいの年齢からエンジニアになった方々をそれなりの数知っていますので、その年齢でも可能です。 採用の面談をいままでやってきたことがありますが、 未経験ありという前提で面談する場合、僕なら「(仕事は未経験だけど)何かを作っているか、もしくは何かをそれなりに勉強しているか?」という質問の答えと人柄で採用するかどうかの判断すると思います。 人柄は置いておいて、エンジニアに適正のある人って「自発的に自分で調べて自分で学べる」人だったりするので、 未経験歓迎とは書いてはいても適正のある人はすでに何かを調べて自分なりに勉強してたり、すでに何かを作ってみたりします。 すでに何かを作ってみたり、勉強していたりしていて、応募しても落ちているのなら、「もう少し粘ってみてください」としかアドバイスできませんが、 そうではないのであればとりあえず自分なりに勉強してみて何かを作ってみることをお勧めします。
【2人目の回答】
知人に20代後半からエンジニアになった人、30歳からエンジニアになった人がいます。 前者は社内転職ですが後者は他社への転職でした。 なので、稀ですが実例は存在するため、可能ではあります。 しかしながら厳しい事を言うと、30近い年齢で全く未経験で他社へ転職…という事例は一つも聞いた事がないですし、不可能と思われます。 上記の30歳からエンジニア転職を果たした方は、 エンジニアになるためインターネット上のプログラミング学習サービスを使って勉強して、 専門学校へ通い、勉強会にも頻繁に参加したりし、自分でサービスをリリースしてからそれを手に転職を果たしたそうです。 未経験である事は問題ではなく、今後どのような行動を取るかではないでしょうか。 今はドットインストールやProgate等のオンラインサービスも豊富ですし、まずはそこで学んでみてはいかがでしょうか。
【3人目の回答】
30歳でBtoBのクライアント・サーバー系プログラマから、BtoCのWeb系プログラマに転職した者です。 全くの異業種ではないですが、ほぼ「異業種」と言える程必要スキルが違うので参考までに。 転職前の時点では、Web系の実務経験は全くありませんでした。 しかし、仕事の合間で勉強し、いくつかのサービスを作ったり、ドキュメントの翻訳などに携わったりしていました。 面接で当然、「実務経験無いけど、やっていける?」と問われましたが、 「半年で使えるようになって見せます」と宣言し、どうにか採用を頂きました。 入った後も猛勉強しました。 (実際、8ヶ月でチームリーダーになりましたが、会社が成長期だった事もあるので運が良かっただけですね) エンジニアは自ら勉強出来る人であれば、年齢など関係なく働く事が出来る業種だと思いますよ。 あと、新卒でもないのに「未経験可」で本当に未経験で入れるような所は、だいたい人売りかブラックなのでお気をつけください。 あ、Webサービス作れと言われていますが、新しいものである必要はないです。Twitterのクローンとか、その程度でも大丈夫です。作れれば。
以上3人の回答を紹介しました。
エンジニアの種類やプログラミング言語もますます増えています。
以下の画像は、IT業界でエンジニアと呼ばれている人の仕事を分類したものです。
自分がどんな言語を使いたい、どんなエンジニアになりたいなど把握しておくのにお役立てください。
システムエンジニアは「SE」と呼ばれる職業で、ある会社から依頼を受けて業務系のシステムを開発することが多いです。
Webエンジニアは、ECサイトやSNSなどといったWebサービスの開発をします。自社サービスを開発する会社、ある会社から依頼を受けて開発する制作会社があります。また、制作会社の中には実務経験がなくてもエンジニア採用している会社もあるので、未経験での転職を考えている人は視野に入れておくと良いでしょう。
アプリエンジニアは、スマートフォンアプリの開発をします。アプリ開発のスクールも増えてきているので、未経験でも学習できる機会は多くなってきています。
組み込みエンジニアは、家電などハードウェアの開発をします。非常に高いスキルを求められる仕事ですが、実際に形になったときの世の中へのインパクトは大きいでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
加えて、プログラミング学習サービスをまとめた記事も紹介しています。独学に最適なサービスが多いので、仕事終わりの勉強に活用することをおすすめします。
以上、未経験からエンジニアになるためのステップをQ&Aを元に紹介してきました。
エンジニアと言っても、業務系、Web系、アプリ系、組み込み系など様々あります。まずは、エンジニアとして自分が何をしたいのか考えて話せるようにしておくことが重要でしょう。そして、今ではオンラインで学習できる場も増えているので、オンラインのプログラミングスクールなどに通うのも一つの手でしょう!
エンジニアになるための学習方法
学習サービス
Progate
プログラミング言語の基本に特化した、オンラインで無料から使用できる学習サービスです。今までプログラミングを学んだことのない人でも始められる各言語のカリキュラムが揃っています。有料会員では実践レベルのものまですべてのコースを受講可能です。
ドットインストール
動画による学習サービスです。環境構築など、初心者がつまずきやすい部分についても実際の画面を見ながら学習できます。ひとつひとつの動画は3分前後であり、集中して取り組みやすい形式になっています。有料会員では各動画の文字起こしやソースコードの閲覧が可能であり、学習に活かすことができます。
Schoo
仕事に関係するさまざまな知識やスキルを学ぶことができる、動画と生放送による総合学習サービスです。生放送では講師に質問することもでき、参加しながらライブで勉強できます。有料会員ではすべての録画授業の閲覧・ダウンロードが可能です。
スクール
エンジニア転職保証コース
現役エンジニアのパーソナルメンターが学習から転職までをサポートするサービスです。オンラインの環境があればどこでも受講可能で、パーソナルメンターにはカリキュラム内で分からないところを質問したり、キャリアについて相談することができます。
未経験からエンジニアを目指したいけれども、何から始めたらいいのか分からないという方におすすめです。
デジタルハリウッド
Webやデザイン・CGなどのデジタルコンテンツに関する通学制スクールです。就職・転職だけでなくフリーランスや在宅ワークといったさまざまな形態の働き方へのマッチングサポートも充実しており、在学中から始められる仕事なども紹介されています。
ヒューマンアカデミー
職業に関する各資格の学習ができる総合スクールになります。学習形態は通学・通信・オンラインから選ぶことができます。
各資格の日程なども公式サイトから一覧できるため、予定を立てて学ぶことができます。
また、オンラインのプログラミングスクールTechAcademyではエンジニア転職保証コースを提供しています。
プログラミング未経験の方でも12週間で東京のIT企業へエンジニアとして転職を目指せるコースです。
現役エンジニアとキャリアカウンセラーによる学習と転職のサポートを受けることができます。