今すぐ勉強しておきたい!タイポグラフィとは【初心者向け】
スタイリッシュな文字が並ぶタイポグラフィ。今回は、タイポグラフィとは何か、タイポグラフィの勉強法について解説したいと思います。Webデザイナーを目指している人は必見です。
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スタイリッシュな文字が並ぶタイポグラフィ。そんなタイポグラフィのデザインに憧れる方は少なからずいると思います。
ただ、タイポグラフィを作っていみたいと思っても何から手をつたら良いかわからないという方が多いのではないのでしょうか。今回はそんな方向けに、タイポグラフィとは何か、タイポグラフィの勉強法について解説したいと思います。
なお本記事は、TechAcademyのWebデザインオンラインブートキャンプのカリキュラムをもとに執筆しています。
タイポグラフィとは
タイポグラフィは、一言で説明することは難しいですが、「フォントを効果的にデザインして、可読性、美しさなどを効果的に高めたもの」と考えてください。
例えば下の画像のように読みにくいもののデザインとしての美しさを表現したのもタイポグラフィであり、
下のように、色合いやフォントなどで、デザイン性と読みやすさを両立したものもタイポグラフィです。
ロゴタイプデザインとの違い
タイポグラフィとよく混同されるものが「ロゴタイプデザイン」です。ロゴタイプデザインは一般的な企業のロゴなどで使用されています。
ロゴタイプデザインの一例です。
主にロゴタイプデザインは、一目見て、それだとわかるようなシンボルマークに使用されること多く、タイポグラフィはポスターなど、目を引く必要のある場面で使われることが多いです。
一見似ているように思えますが、使用される場面が違うと言う事を覚えておくようにしましょう。
タイポグラフィの勉強法
それでは実際にタイポグラフィを勉強する際は何から始めれば良いのでしょうか。
タイポグラフィ初心者向けの本を読む
タイポグラフィは一見文字が並んでいるだけという印象を受けるかもしれませんが、実際は一定のルールに従って作成されています。まずそのルールを学ばないことには、タイポグラフィーを作成することはできません。ネットで情報を集めるというのも手かもしれませんが、情報が乱立しているため、初心者には順を追って理解できる、書籍で勉強する事をお勧めします。
迷った場合は、
「タイポグラフィの基本ルール -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-」
「タイポグラフィ (デザインの現場BOOK) 」
を入門書としてお勧めします。本を読む際は前述の「タイポグラフィーのルール」を意識して読むようにしてください。
作りたいタイポグラフィを決める
タイポグラフィは、街中の広告やポスターに溢れています。そういったものを見たり、webサイトなどでたくさんのタイポグラフィを見るようにしましょう。
タイポグラフィのルールがわかってから見ると新しい発見があることは間違いないです。
下のようにタイポグラフィを集めたサイトもあるので見てみると良いでしょう。
実際にタイポグラフィを作ってみる
作りたいタイポグラフィが決まったら後は実際に作ってみましょう。ルールが解ってからは実際に作っていかなければデザイナーとしての成長はありません。自分でテーマを決めて、それに沿って作成してみると良いでしょう。
フィードバックをもらう
デザインをする上で一番大事なのが、そのデザインを見た人が受ける印象です。なので作ったタイポグラフィを実際に見てもらい、感想や、改善点などのフィードバックをもらうようにしましょう。
フィードバックをもらう人はデザイン関係の方ではなくても問題はありません。それよりも、いろいろなジャンルの方に見てもらい、感想をもらうようにしましょう。
今回はタイポグラフィについて解説していきました。タイポグラフィは、デザインの中でもシンプルなので勉強をして知識をつければ、上達しやすい分野です。ただその分、急に上手くなるということはないので地道に勉強していくようにしましょう。
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