外部サイトのRSS配信を取得してHTMLに表示させる方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

外部サイトのRSS配信を取得してHTMLに表示させる方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

そもそもHTMLの記述方法がわからない場合は、HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプWebデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。

 

目次

• RSSとは
• XMLファイルの読み込み方法
• PHPを使う方法
• jQueryを使う方法
• RSSをHTMLに表示させてみよう

 

RSSとは

Rich Site Summary（リッチ・サイト・サマリー）、RDF Site Summary（アールディーエフ・サイト・サマリー）、Really Simple Syndication（リアリティ・シンプル・シンジケーション）の略語です。

「アール・エス・エス」の読み方にて浸透しています。

データの形式としては、XML（エックス・エム・エル）ファイルです。

 

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XMLファイルの読み込み方法

htmlファイルから、同一ドメインのフロントエンドサーバーに格納されてあるXMLファイルであれば、JavaScriptによる非同期通信（コンストラクタであるXMLHttpRequest）でも参照可能です。

ブラウザの種類による通信オブジェクトの制御（クロスブラウザ対応）が必要になってしまう可能性が高いため、jQueryに備え付けられているAjax関数が活用されています。

 

PHPを使う方法

同一ドメインのフロントエンドサーバーに格納されていないXMLファイルについては、外部ファイルの参照を可能に定める設定をApacheに加えられて、require関数あるいはcURL関数を用いられます。

 

jQueryを使う方法

jQueryに備え付けられているAjax関数には、あらかじめXMLHttpRequestやActiveXObjectによる制御の処理が含まれています。

CDN（Content Delivery Network）によって配信されている外部ファイル（jQueryであるjsファイル）が参照されて、window.jQuery.ajax（$.ajax）関数が使用しました。

 

RSSをHTMLに表示させてみよう

以下に、同一ドメインのフロントエンドサーバーに格納されている場合のサンプルコードも掲載しています。

 

HTML

<article class="new">
  <div class="XMLSampleRequest">

  </div>
</article>

XML(sample.xml)

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<rss version="2.0">
  <super>
  <title>new XMLSampleRequest</title>
  <link>SAMPLE.html</link>
  <description>新しいRSSです。</description> 
  <language>ja</language>

  <sample>
  <title>THE SAMPLE</title>
  <link>sample.xml</link>
  <description>サンプルです。</description>
  </sample>
 
  </super>
</rss>

 

jQuery

$(document).ready(function () {
  $.ajax({
  type: "get",
  url: "sample.xml"
  }).done(function(result) {
  $(result).find("sample").each(function() {
  $(".XMLSampleRequest").append('<h3>' + $(this).find('title').text() + '</h3>' + '<p>' + $(this).find('link').text() + '</p>');
  });
  console.log(result);
  });
});

 

動作結果

通信結果

 

ファイル構成

 

執筆してくれたメンター

井内洋平 TechAcademyの現役メンター。 元Web Developerで、趣味は貯金、節税対策、投資信託、株式投資、FXなど多岐にわたる。

 

 

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