特定の要素だけスタイルを変える!jQueryでCSSを追加・変更する方法【初心者向け】
プログラミング初心者向けに、jQueryでCSSを追加や変更する方法を解説しています。jQueryを使えば、何か動きをした時に特定の要素のスタイルを変えることが可能です。Webサイトの表現の幅が広がるので知っておくと良いでしょう。
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JavaScriptのライブラリであるjQueryでCSSを変更する書き方について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
jQueryを使えば、何か動作をした時に色を変えたり、サイズを変えるなどCSSを変更できます。
CSS以外での変更方法も覚えておくと良いでしょう。
目次
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
CSSメソッドとは
jQueryでCSSを操作するためのメソッドがCSSメソッドです。
CSSメソッドを利用することでボタンを押すなどの、特定の動作をした時に動的にCSSを変更できます。
そのため、よりユーザビリティの高いページを作成きます。
また、CSSがわかっていれば、jQuery初心者の方でも簡単に実行できます。
jQueryで特定の要素にCSSを追加したり、変更したりすることはできますか?
もちろん。cssメソッドを使うんだよ!動作のサンプルとして良く使われてるね。
セレクターをドット(.)でつなげて、メソッドを書くんですよね。
そうそう。サンプルでは、1つずつCSSを変更するけど、まとめて指定することも出来るよ。さっそく書いてみよう!
CSSメソッドの書き方
ここでは、CSSメソッドの書き方を紹介します。
基本的な書き方
基本的なcssメソッドの書き方は次のとおりです。
$('セレクタ').css('プロパティ','値');
セレクタはclassやidを指定するものです。
プロパティはcolorやfont-sizeなどのCSSのプロパティと同じもの入ります。
値はプロパティに対応する値を入れます。
例えばcolorならredやgreenなどです。
font-sizeなら20pxなどです。
cssメソッドで変更・追加・削除処理
CSSメソッドで変更・追加・削除を行うには以下の3つのメソッドを利用します。
1. 直接書込み変更したい場合はcss()メソッド
2. 追加したい場合はaddClass()メソッド
3. 削除したい場合はremoveClass()メソッド
直接書込み変更したい場合はcss()メソッド
直接書込み変更したい場合はcss()メソッドを利用します。
サンプルコード
$('セレクタ').css('プロパティ','値');
解説
セレクタで指定した要素のcssプロパティを指定した値に変更します。
追加したい場合はaddClass()メソッド
追加したい場合はaddClass()メソッドを利用します。
サンプルコード
$('セレクタ').addClass('class名');
解説
指定したセレクタに対してclass名で指定したクラスを追加します。
削除したい場合はremoveClass()メソッド
削除したい場合はremoveClass()メソッドを利用します。
サンプルコード
$('セレクタ').removeClass('class名');
解説
指定したセレクタに対してclass名で指定したクラスを削除します。
実際に書いてみよう
それでは実際にCSSメソッドを書いてみましょう。
今回は特定の要素のfont-sizeを大きく変更してみたいと思います。
HTML部分からコードを書いていきましょう。
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.0.0.min.js"></script>
<script>
$(function() {
$(".big").css("font-size", "50px");
});
</script>
</head>
<body>
<ul>
<li class="big">big</li>
<li>small</li>
<li class="big">big</li>
<li>small</li>
</ul>
</body>
</html>
表示結果
解説
htmlに記載した次の部分でJavaScriptの実装を行っています。
<script>
$(function() {
$(".big").css("font-size", "50px");
});
</script>
<script>では、JavaScriptのコードを開始することを意味します。
$(function() {では、即時関数を宣言しています。
即時関数とは、関数の中でも関数名をあえて命名せず、すぐに実行する目的の関数を意味します。
$(“.big”).css(“font-size”, “50px”);では、jQueryを利用してbig classのフォントサイズを変更しています。
.bigはbig classを意味します。
bigの前にある.がclassを意味します。
css(“font-size”, “50px”)で、cssのfont-sizeを50pxにしています。
結果的に、big classの文字の大きさが50pxになります。
まとめ
今回はCSSメソッドについて解説していきました。
jQueryでCSSを簡単に変更できる事がわかりました。
このメソッドは実際のWebデザインの現場でも頻繁に使用されています。
是非身につけるようにしましょう。
CSSを変更することが出来ました!ただ、1個ずつじゃなくて、ある程度まとめて指定したい場合とかは、どうしたらいいでしょうか?
ちゃんと、まとめて指定する書き方も用意されてるんだよ。
同じCSSメソッドの中に書けますか?
もちろん。css({‘color’ : ‘red’ , ‘font-weight’ : ‘bold’});こういう感じなんだ。オブジェクトになってるよね。
JavaScriptを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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