ログイン・ログアウトで便利!Ruby on Railsでセッションを扱う方法【初心者向け】
初心者向けにRuby on Railsのセッションを扱う方法について解説しています。Webサービスには当然のようにあるログイン・ログアウトの機能を実装する上で、必ず使う知識になるので、ぜひ覚えておきましょう。
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RubyのフレームワークのRuby on Railsでセッションを扱う方法について解説しています。
facebookやTwitterなど普段使っているWebサービスには、ログイン機能があるものが多いかと思います。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

ここではセッションについて解説するよ。

田島メンター!!セッションというのは何ですか~?

主にユーザーがログインしてからログアウトするまでの一連の動作のことをいうんだ。今回はセッションを用いたログイン実装について考えてみよう。

分かりました!
目次
セッションとは
セッションとは主にログイン時のロジックで使用されます。
普通のブラウザの通信では、ページを離れると、情報がすべて破棄されてしまいます。
そのため、セッションを使用して、ユーザー固有の値を保持することによってログインという機能を実装しています。Railsではsessionメソッドを使用して、実現しています。
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セッションの書き方
セッションにユーザーの情報を入れる方法はとても簡単です。
session[:user_id] = user.id
このようにセッションの中のuser_idカラムにuser.idを保存することで実現できます。
逆にログアウトを実装したい場合、値をnilにしてやればログインを実装することができます。
session[:user_id] = nil
また、現在のセッションユーザーを取得したい場合も普通の検索と同じように書くことができます。
User.find(session[:user_id])
このようにとても簡単にセッションを書くことができます。

ユーザーのIDを、セッションに保存する方法だよ。

ログアウトする場合はnilを使用するんですね。

次は実際に、メールアドレスとパスワードを使ったログインを書いてみよう。
実際に書いてみよう
Racialでセッションを書く場合、session用のコントローラーを作成するのが一般的です。
emailと、passwordが正しかった場合、ログインするというコードを書くためには、このように記述すれば実装できます。
class SessionsController < ApplicationController def create if user = User.authenticate(params[:email], params[:password]) session[:user_id] = user.id else render ‘create’ end end end
authenticateは、passwordを実装するときに追加したhas_secure_passwordメソッドで定義されているメソッドです。
上のコードの場合emailとpasswordが一致するユーザーが見つかった場合trueを見つからなかった場合falseを返します。
もし見つかった場合、セッションにユーザーidを格納し、セッション完了します。見つからなかった場合、もう一度、createのviewをレンダリングします。
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まとめ
今回はセッションについて解説していきました。
ログインはgemなどで簡単に実装することができますが、セッションの仕組みをわかっていないと思い通りにカスタマイズすることはできません。
しっかり理解するようにしましょう。

if文とsessionを使った簡単なログイン実装について説明したよ。

メールアドレスとパスワードが正しい場合に、セッションにIDが入れられるんですね。

ログイン・ログアウトはWebサービスでも必ず使うことになるものなので、基本をしっかり理解しておこう。

分かりました。ありがとうございました!
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