Rubyでdefined？を使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyのdefined?メソッドの使い方について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

目次

• defined?とは
• defined?の書き方
• defined?の使い方
• まとめ
• Ruby on Railsを学習中の方へ

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

今回は、Rubyに関する内容だね！

どういう内容でしょうか？

Rubyのdefined?メソッドについて詳しく説明していくね！

お願いします！

defined?とは

defined?メソッドはメソッドや変数が定義されている状態かどうかを確認できるメソッドです。

defined?の書き方

defined?メソッドはRubyで最初から定義されているメソッドですのでどこでも使用可能です。

defined? sample

第一引数に定義されているか確認したいメソッドまたは変数名を設定して呼び出します。

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defined?の使い方

defined?の使い方として、２つの利用方法をご紹介します。

• defined?によるメソッドの確認方法
• defined?による変数の確認方法

それぞれのdefined?の利用方法について以下で解説します。

defined?によるメソッドの確認方法

メソッドが定義されているか確認してみましょう。

p defined? sample()
#=> nil

sampleメソッドは定義していないのでnilが返ってきます。

sampleメソッドを自分で定義して、再度確認してみます。

def sample
  p "sample"
end

p defined? sample()
#=> "method"

“method”という文字列が返ってきていますね。

sampleメソッドが存在していると判断できます。

変数に代入したオブジェクトに対しても、メソッドが存在するかを確認できます。

num = 1
p defined? num.to_s
#=> "method"

num変数に1を代入します。

数値オブジェクトには文字列に変換するためのto_sメソッドが存在していますので、”method”という文字列が返ってきています。

こちらも定義されていないメソッドを引数にするとnilが返ってきます。

num = 1
p defined? num.undefined_method
#=> nil

defined?による変数の確認方法

変数も同様の方法で確認できます。

num = 1
NUM = 1
@num = 1

p defined? undefined_num
#=> nil

p defined? num
#=> "local-variable"

p defined? NUM
#=> "constant"

p defined? @num
#=> "instance-variable"

ひとつずつ解説します。

• undefined_num 定義していないのでnilが返ってきています。
• num ローカル変数として定義されているので、”local-variable”が返ってきています。
• NUM 定数として定義されているので、”constant”が返ってきています。
• @num インスタンス変数として定義されているので、”instance-variable”が返ってきています。

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まとめ

本記事では、Rubyにおけるdefined?について解説しました。

• defined?とは
• defined?の書き方
• defined?の使い方

defined?を理解することで、Rubyでの関数やデータの扱い方を確認できます。

ぜひ使いこなせるように覚えておきましょう。

Ruby on Railsを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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