Rubyで指定した文字列が含まれるか確かめる方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyで指定した文字列が含まれるか確かめる方法について解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 
なお、今回の記事の内容は動画でもご覧いただけます。

テキストよりも動画の方が理解しやすいという場合はぜひご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

目次

• 文字列の中に、指定した文字列が含まれるか確かめる方法（include?メソッド)
• 文字列の中に、指定した複数の文字列が含まれるか確かめる方法
• 実際に書いてみよう

 

文字列の中に、指定した文字列が含まれるか確かめる方法（include?メソッド)

include?メソッドを使うことで、特定の文字列を含むかどうかを調べることができます。文字列が含まれる場合は true、含まれない場合は false が返ります。

 

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文字列の中に、指定した複数の文字列が含まれるか確かめる方法

複数の文字列のうち、どれか1つでも含まれるかどうかを確かめるには、any?メソッドと include?メソッドを組み合わせる方法や、=~演算子(メソッド)で正規表現とのパターンマッチを行う方法があります。

 

実際に書いてみよう

文字列の中に、指定した文字列が含まれるか確かめる

include?メソッドの引数に、含まれるかどうかを確認したい文字列を指定しましょう。”234″や”xyz”などを指定した場合、含まれないためfalseが返っているのが分かります。

 

irb(main):001:0> str = "123abc"
=> "123abc"
irb(main):002:0> str.include?("123")
=> true
irb(main):003:0> str.include?("234")
=> false
irb(main):004:0> str.include?("abc")
=> true
irb(main):005:0> str.include?("xyz")
=> false

 

文字列の中に、指定した複数の文字列が含まれるか確かめる

any?メソッドとinclude?メソッドの組み合わせ

any?メソッドは、どれか1つでも条件を満たせばtrueを返します。ブロックを渡すことができるので、調べたい文字列を配列にまとめて、ブロック内でinclude? メソッドで確認します。

 

irb(main):001:0> str = "123abc"
=> "123abc"
irb(main):002:0> text = ["789", "xyz"]
=> ["789", "xyz"]
irb(main):003:0> text.any? { |t| str.include?(t) } # 789, xyz は含まれないので false
=> false
irb(main):004:0> text = ["789", "xyz", "123"]
=> ["789", "xyz", "123"]
irb(main):005:0> text.any? { |t| str.include?(t) } # 123 が含まれるので true
=> true

 

=~演算子(メソッド)で正規表現とのパターンマッチ

=~演算子で正規表現とのパターンマッチができます。文字列が指定したパターンを含んでいる場合はその位置が、含まない場合にはnilが返ります。

 

irb(main):001:0> str = "123abc"
=> "123abc"
irb(main):002:0> str =~ /789|xyz/ # 789, xyz は含まれないので nil
=> nil
irb(main):003:0> str =~ /789|xyz|abc/ # abc が含まれるので、abc の位置 3 が返る
=> 3

 

筆者プロフィール

メンター稲員さん フリーランスエンジニア。 大手SEからフリーランスのWeb系エンジニアにジョブチェンジ。 経験言語：Ruby、Rails、Python、C/C++、Java、Perl、HTML/CSS3、JavaScript、CoffeeScript,Node.js。 おうち大好きマンです。

 

 

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