企業側が見るポイント!Webデザイナーの志望動機の伝え方とは
Webデザイナーが面接でよく聞かれる志望動機の伝え方について詳しく解説しています。面接で問われる5つの質問とともに企業側はどんなポイントを見ているのかまとめています。これからWebデザイナーを目指す人は覚えておきましょう。
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Webデザイナーの面接を受ける際、どのように志望動機を伝えれば分からない人は多くいるでしょう。
面接で問われる質問とともになぜ企業側がその質問をするのか、解説しています。これからWebデザイナーを目指す人もぜひ知っておきたい内容です。
Webデザイナーがどんな仕事を担当する人なのか、詳しく知りたい方はWebデザイナーとはの記事も合わせてご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのWebデザインオンラインブートキャンプのカリキュラムをもとに執筆しています。
Webデザイナーの仕事とは
Webサイトのデザインや設計をすることがWebデザイナーの仕事です。Webサイトを制作する場合、どの要素をどこに配置するのか、またどのような機能を付加させるのかといったことを考えることになります。
通常は、クライアントや自分たちの会社でイメージしているものを実現できるようにデザインしていくこととなります。
広告代理店やWeb制作会社であれば、数多くのデザイン業務に携わることができます。一方で自社事業のデザイン業務であれば、1つのWebサービスやWebメディアに関わることが多く、どうすれば効果が上がるかといった改善を繰り返し行うことになります。
どちらが良い悪いというわけではないですが、同じWebデザインの仕事でも好みがあるはずです。
これからWebデザイナーを目指す人は、どちらが自分のやりたい仕事が考えておくと良いでしょう。
Webデザイナーの面接で問われる5つのこと
Webデザイナーとして働くため、就職活動や転職活動を進めていくと面接を受ける瞬間がやってきます。
面接ではもちろん企業ごとに質問は異なってきますが、どこでも聞かれる内容はある程度共通してあるものです。
なぜWebデザイナーになりたいのか
Webデザインをしていくことへの意欲、またWebデザイナーとして行う業務内容を理解できているかという点を見られます。
未経験でこれからWebデザイナーを目指そうと思っている人が聞かれる質問だと思いますが、自分の実体験から生まれたエピソードを持っておくと良いでしょう。
どのようなスキルを持っているか
自分がどんな仕事をどんな質で仕上げることができる人間なのかアピールします。
ありのままを話すことが大事で、Webデザイナーを目指すのであればポートフォリオを作成しておいて面接の場に持っていくのが良いです。
逆にポートフォリオなど自分が作ってきた実績が分からないと採用される確率はかなり低いでしょう。
なぜこの企業なのか
IT企業であればほとんどの会社にWebデザインは必要になってきます。
企業側としても数ある企業の中からなぜうちを選んだのかというところは気になります。何を重視して働く人なのかを面接官も見極めるためにこの質問をしています。
面接を受ける企業に惹かれた理由を正直に答えましょう。
入社後やりたいこと
企業と自分とのマッチングを図られます。
自分がやりたいと考えていることが実はその企業では行っていないということに入社後気付くこともあります。この事態は両者にとってデメリットでしかないためあらかじめ下調べはきちんとしておき、マッチングできているとアピールしましょう。
転職理由
すでに一度退職をしている場合は必ず聞かれることになります。企業側としても入社後すぐに辞められては困るため、辞めた理由を聞かれるでしょう。
志望動機の例文
応募する企業や自分自身の状況、そしてスキル等によって志望動機は千差万別となりますが、Webデザイナーとして転職する場合の一例を紹介いたします。
私は、WordPressを使ったWebサイトの制作を行うデザイナーとしてこれまで働いてきました。 オリジナルのテーマ、プラグインの開発等も行うことができます。 特に御社を希望した理由は、WordPressにおけるWebデザインに特化していたためです。 常に新しい技術や情報に向けてアンテナを張り、向上心を持って取り組んでいきたいと思っております。
良い志望動機の伝え方
志望動機は提出書類にも必須の項目で、面接においても必ず聞かれます。
Webデザイナーになりたい理由やその企業を選んだ理由などを自分の中で整理しておき、その中で自分の強みや長所をうまく伝えることで合格に一歩近づきます。
アピールの方法に上記したポートフォリオを見せることもありますが、その成果物に加えて口頭での伝え方次第でその企業に即した人間であることを示せます。このとき羅列的に強みを答えるのではなく、特にその企業で必要となるスキルについて言及します。
例えば、ある特定のプログラム言語について得意だとアピールしても、企業で使われていなければ効果的ではありません。
もちろん一つの経験としてアピールすることには繋がりますが、限られた時間と質問の中で良い印象を効率的に持ってもらうためには下調べを怠らず、欲しいと思われるようなアピールをしていくと良いでしょう。
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