JavaでindexOfメソッドを使う方法【初心者向け】
初心者向けにJavaでindexOfメソッドの使い方について詳しく解説しています。4通りの使い方を紹介し、実際にサンプルプログラムを書いて書き方を説明しています。自分でも書きながら読み進めるとより理解できるでしょう。
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この記事では、JavaのStringクラス、indexOfメソッドの使い方を説明します。
文字列中に特定のパターンが出現するか判定したり、その位置で文字列を分割したりするのに用います。
なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。
indexOfメソッドとは
indexOfメソッドはStringクラスのメソッドの一つです。
ある文字列の中で、指定した文字列が最初に出現する位置を返します。
指定した文字列が出現しない場合は-1を返します。
indexOfメソッドの使い方
引数の型と数により、4通りの使い方(オーバーロード)がああります。
- public int indexOf(String str)
- public int indexOf(String str, int fromIndex)
- public int indexOf(int ch)
- public int indexOf(int ch, int fromIndex)
前者2つが文字列(String)型で検索する用法、後者2つが文字(char)型で検索する用法です。
引数に整数(int fromIndex)を与えると、その位置から後方を検索対象にします。
実際に書いてみよう
ソースコード
public class IndexOfDemo { public static void main(String[] args) { String s = "あいうえおかきくけこあいうえおかきくけこ"; int n = s.indexOf("かきくけこ"); System.out.println(n); n = s.indexOf("かきくけこ", 10); System.out.println(n); n = s.indexOf("さしすせそ"); System.out.println(n); } }
実行結果
5 15 -1
解説
適当な文字列 “あいうえおかきくけこあいうえおかきくけこ” を用意します。
“かきくけこ” を検索すると、この文字列は5番目から出現するため、「5」が返ります。
同様に “かきくけこ” を検索しますが、今度は10番目以降からの検索なので、「15」が返ります。
“さしすせそ” は出現しないので、「-1」が返ります。
以上、indexOfメソッドの使い方について説明しました。
入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。
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この記事を監修してくれた方
橋本紘希(はしもとこうき) 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |