「Google Blockly」をやってみた!グーグルが提供するビジュアルプログラミング言語
Googleが提供するビジュアルプログラミング言語「Google Blockly(グーグルブロックリー)」を実際に使ってみた体験レポート記事です。作成したブックをJavaScriptやPythonに変換することもできるツールです。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
子どもでも使えるプログラミング言語として「ビジュアルプログラミング言語」というものがあります。
このビジュアルプログラミング言語のうち、Googleは「Google Blockly(グーグルブロックリー)」を公開しています。
そこで今回は、実際にGoogle Blocklyを使ってみた体験レポートをお届けします。
Google Blocklyとは?
Googleが提供するビジュアルプログラミング言語で、パズルのようにブロックを組み合わせることで、プログラムを作ることができることできます。
Scratchなど他のビジュアルプログラミング言語と同じく、命令文やコマンド名の英単語を覚えたり、打ち込んだりする必要がなく、マウスの操作だけで作ることができます。
ブロックもカラフルなため、子どもが使ってもレゴブロックで遊んでいるような感覚で進めていけそうです。
Google Blocklyのアプリ一覧ページを開くと、7つのアプリが用意されています。
このうち、「パズル」「迷路」「飛行機座席計算機」の3つは日本語に対応しています。
今回の体験レポートでは「迷路」を使ってみます。
Google Blocklyを使ってみた
早速、迷路にチャレンジしてみました。
この画像のように、予め用意されているブロックを組み合わせて、ゴールを目指します。
ブロックを組み合わせて完了したら「プログラムを実行」のボタンをクリックして答え合わせをするだけです。
このようにチュートリアルも表示されるので、操作方法がよくわからなくてもすぐに始められそうです。
迷路は全部で10種類用意されていて、だんだんと難易度が上がっていきます。
さらに深く学ぶために
Google Blocklyでは、MOONBlockのように組み合わせたブロックの内容をJavaScriptのコードで表示することができます。
先ほどの迷路のアプリを使って表示させるとこのようになりました。
ブロックで作ってみてからコードを表示させることでJavaScriptでどのように書くのかだんだんと覚えていけそうです。
また、日本語には対応していませんが、コードのアプリでは、自分で組み合わせたブロックを使って、複数のプログラミング言語に変換することができます。
この変換機能は、JavaScript、Python、Dart、XMLの4つで使うことができます。
ブロックを組み合わせてから、各言語のタブをクリックするだけで変換されるので便利ですね。
今回の記事は以上です。
お子さんとも一緒に学べるツールですので、ぜひ一度使ってみてください!
似たようなサイトとしてMOONBlockもおすすめです。
TechAcademyジュニアは、小中高校生向け実践的プログラミングサービスです。独自で開発した学習システムは、基礎から実践までステップアップ式のカリキュラムとなっており、生徒が1つの画面で迷うことなく学習を進めることが可能です。
現在、自宅にいながらプログラミングの楽しさについて知ることができるプログラミング学習体験を実施しています。プロから学べる機会ですので、ぜひ体験してみてください。