Javaで改行コードを取得する方法【初心者向け】
初心者向けにJavaで改行コードのシステムプロパティの値を取得する方法について解説しています。ここではlineSeparator()メソッドを使ったやり方とgetProperty()メソッドを使ったやり方を紹介します。それぞれの実行結果を見てみましょう。
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この記事では、Javaで改行コードのシステムプロパティの値を取得する方法について解説します。
実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。
そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
改行コードのシステムプロパティの値を取得する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
システムプロパティとは
システムプロパティは、Javaを実行する環境についての情報で、JVM(Java仮想マシン:Javaプログラムを実行する際に起動するソフトウェア)の起動時に設定されます。
システムプロパティでは、クラスパスや実行環境のバージョン、オペレーティングシステムのバージョン、ファイル区切り文字、行区切り文字等が管理されていますが、これらの値はメソッドを使用して取得することができます。
改行コードである行区切り文字を取得する方法を2つ紹介します。
改行コードを取得する方法
1. java.lang.SystemクラスのlineSeparator( )メソッドを使用する
lineSeparator( )メソッドが改行コードをString型で返却します。
2.java.lang.SystemクラスのgetProperty( )メソッドを使用する
getProperty( )メソッドの引数に”line.separator”を指定すると改行コードがString型で返却されます。
実際に書いてみよう
以下のサンプルコードでは、lineSeparator( )メソッドとgetProperty( )メソッドのそれぞれを使用して取得した改行コードをSystem.out.println( )メソッドを使って出力します。
文中に設定する改行コードの位置で、出力内容が改行されていることを確認します。
ソースコード
public static void main(String[] args) { //1.java.lang.SystemクラスのlineSeparator()メソッドを使用する方法 String kaigyou_code_1 = System.lineSeparator(); //文中で改行コードを使用して出力 System.out.println("lineSeparator()メソッドを使用。1行目"+ kaigyou_code_1 +"2行目"); //2.java.lang.SystemクラスのgetProperty()メソッドを使用する方法 String kaigyou_code_2 = System.getProperty("line.separator"); //文中で改行コードを使用して出力 System.out.println("getProperty()メソッドを使用。1行目"+ kaigyou_code_2 +"2行目"); }
実行結果
lineSeparator()メソッドを使用。1行目 2行目 getProperty()メソッドを使用。1行目 2行目
となります。
出力で改行されていることが確認できます。
監修してくれたメンター
長屋雅美
独立系SIerで7年勤務後、現在はフリーのエンジニアとして自宅をオフィスとして活動しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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