JavaのFileOutputStreamクラスでファイルに書き込む方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaのFileOutputStreamクラスを使ってファイルに書き込む方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

目次

• FileOutputStreamクラスとは
• FileOutputStreamクラスの使い方
• ファイルに書き込む方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

FileOutputStreamクラスとは

FileOutputStreamクラスとは、java.ioパッケージに存在するクラスです。

Javaでファイルにバイトのデータを書き込む際に利用します。

 

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FileOutputStreamクラスの使い方

FileOutputStreamクラスをを使う時は、以下のように記述しましょう。

 

import java.io.FileOutputStream;

FileOutputStream 変数 = new FileOutputStream(書き込むファイルのパス);

 

インスタンスを生成する際に書き込みたいファイルのパスを設定することで、以降そのファイルにバイトのデータを書き込むことができます。

 

ファイルに書き込む方法

ファイルに値を書き込むには以下の形式で記述します。

 

import java.io.FileOutputStream;

FileOutputStream 変数 = new FileOutputStream(書き込むファイルのパス);
変数.write(バイトのデータ);
変数.flush();
変数.close();

 

バイトデータを書き込むときにはwriteメソッドを使い、書き込んだデータを反映させるにはflushメソッドを用いましょう。

そして。ファイルに書き込んでいるため、書き込んだファイルを閉じる処理が必要となり、そこでcloseメソッドを使用します。

以上の順番で記述することでバイトのデータをファイルに書き込むことが可能です。

 

実際に書いてみよう

実際にバイトのデータをFileOutputStreamクラスを利用して書き込んでみましょう

 

プログラムソースコード

 

import java.io.FileOutputStream;
import java.io.IOException;

public class Sample {

  public static void main(String[] args) {

    FileOutputStream fos;
    try {
      fos = new FileOutputStream("C:/Users/sample.txt");

      fos.write(84);
      fos.write(69);
      fos.write(83);
      fos.write(84);

      fos.flush();

      System.out.println("書き込み完了");
      fos.close();
    } catch (IOException e) {
      e.printStackTrace();
    }
  }
}

 

実行結果

書き込み完了

 

またsample.txtには「TEST」と書き込まれました。

 

まとめ

今回はJavaのFileOutputStreamクラスを使ってファイルに書き込む方法について解説しました。

 

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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