Rubyのpopメソッドで配列の末尾の要素を削除する方法【初心者向け】

Rubyのpopメソッドの使い方（配列の末尾の要素を削除する方法）について解説します。

そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

popとは

popとはArrayクラスのメソッドです。配列の末尾から1要素を取り除き返します。

引数を指定した場合はその個数だけ取り除き、それを配列で返します。

詳細は公式の文書を参照してください。

 

popの書き方

配列(Array)インスタンスに対してpopメソッドを呼びだします。

下記の例の場合、戻り値aは”baz”になります。

popメソッドの実行後、ary配列は[“foo”, “bar”]になります。

ary = ["foo", "bar", "baz"]
a = ary.pop

 

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実際に書いてみよう

サンプルコード

ary = ["foo", "bar", "baz"]

print "result ", ary.pop, "n"
print "array ", ary, "n"
puts "---"

print "result", ary.pop(2), "n"
print "array ", ary, "n"
puts "---"

print "result ", ary.pop, "n"
print "array ", ary, "n"

 

実行結果

result baz
array ["foo", "bar"]
---
result["foo", "bar"]
array []
---
result 
array []

 

解説

1行目で要素3つの配列を用意しています。

最初のpopメソッドでは引数を指定しなかったので、末尾1要素が取り出されました。

2回目のpopメソッドでは引数に2を指定したので、末尾2要素が取り出されました。

3回目のpopメソッドでは配列が空だったので、戻り値はnilでした。

 

監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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