Rubyでfor文（ループ処理）を使う方法【初心者向け】

プログラミングをする上で繰り返し処理(for文)はよく使われます。

今回はRubyで書くfor文について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

for文を使うことで同じような処理を繰り返し行うことができるので、ぜひ覚えておきましょう。

目次

• for文とは
• for文の書き方
• 実際にfor文を書いてみよう
• Ruby on Railsを学習中の方へ

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

 

for文とは

for文は配列や範囲オブジェクトから要素を取り出して、繰り返し処理を行うことができる構文になります。

 

for文の書き方

基本構文は以下のようになります。

for 変数 in 繰り返し処理するオブジェクト do
  繰り返す処理
end

繰り返しするオブジェクトには配列や範囲オブジェクトを指定することができます。

変数は任意の変数名を指定します。この変数に配列や範囲オブジェクトから取り出された要素が順番に代入され、繰り返す処理を実行します。

早速、for文を書いてみましょう。

 

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実際にfor文を書いてみよう

for value in [0, 1, 2, 3] do
  puts value
end

繰り返し処理するオブジェクトに配列[0, 1, 2, 3]と指定すると最初に0が変数valueに代入され、puts valueを実行します。

次に1が変数valueに代入されputs valueを実行します。

次に2が変数valueに代入され・・・と処理を繰り返し、最終的に3が変数valueに代入され、puts valueを実行するとfor文の処理は終了し、for文を抜けます。

その結果、以下が出力されます。

0
1
2
3

次に範囲オブジェクトをしてみましょう。

for value in 0..3 do
  puts value
end

繰り返し処理するオブジェクトに範囲オブジェクトの0..3を指定しました。

0..3を指定すると0～3までの数値を順番に処理する動作になります。

最初に0が変数valueに代入され、puts valueを実行します。

次に1が変数valueに代入され・・・と処理を繰り返し、最終的に3が変数に代入され、puts valueを実行するとfor文の処理は終了し、for文を抜けます。

その結果、以下が出力されます。

0
1
2
3

配列[0, 1, 2, 3]を指定したときと同じ出力結果になりましたね。

範囲オブジェクトは「.」の数で少し動作が変わります。

for value in 0...3 do
  puts value
end

先ほどは0..3でしたが、「.」を一つ増やして0…3に変更しました。

その結果、以下が出力されます。

0
1
2

3が表示されていませんね。

「.」を2個指定した場合は0から3以下まで繰り返し、

「.」を3個指定した場合は0から3未満まで繰り返すというような動作になります。

以上、Rubyで書く条件分岐(for文)について解説しました。

 

Ruby on Railsを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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