Pythonのfor文で繰り返し回数を指定する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonのfor文で繰り返し回数を指定する方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

目次

• for文とは
• for文で繰り返し回数を指定する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ
• Pythonを学習中の方へ

 

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

 

for文とは

for文とは繰り返し処理や、リストやタプルなどのオブジェクトから順番に要素を取り出す時に使われます。

基本的には下記のような文法で使用します。

for 変数 in オブジェクト:
  処理...

 

for文で繰り返し回数を指定する方法

for文で繰り返し回数を指定するには、range関数を使用します。

この range関数によって、「0～繰り返し回数-1」の連続する数値を持ったオブジェクトを生成できます。

range関数を使用した繰り返し回数の指定するには、下記のような文法を使用します。

for 変数 in range("繰り返し回数"):
  処理...

 

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実際に書いてみよう

それでは、for文で繰り返し回数を指定する以下の2つのコードを実際に書いてみましょう。

1.指定回数だけ文字を繰り返し出力

2.繰り返し回数を出力

 

サンプルコード1：指定回数だけ文字を繰り返し出力

# for文とrange関数を使用して繰り返し回数を指定する。
for i in range(5):
  # Hello Worldを繰り返し出力する
  print('Hello World')

実行結果

Hello World
Hello World
Hello World
Hello World
Hello World

解説

コード2行目では、for文とrange関数を使用して繰り返し回数の指定をしています。

コード4行目では、for文の繰り返し処理の中で”Hello World”を出力しています。

実行結果では、range関数で指定した回数だけ文字が出力されていることが確認できます。

 

サンプルコード2：繰り返し回数を出力

# for文とrange関数を使用して繰り返し回数を指定する。
for i in range(5):
  # Hello Worldを繰り返し出力する
  print('繰り返し回数:',i+1,'回目')

実行結果

繰り返し回数: 1 回目
繰り返し回数: 2 回目
繰り返し回数: 3 回目
繰り返し回数: 4 回目
繰り返し回数: 5 回目

解説

コード2行目では、for文とrange関数を使用して繰り返し回数の指定をしています。

コード4行目では、for文の繰り返し処理の中で繰り返し回数を出力しています。
range関数を使用して繰り返し回数を設定した場合の要素は、0,1,2,3,4のように0からスタートします。
そのため、繰り返し回数を出力する際に変数+1と設定しています。

実行結果では、range関数で指定した繰り返し回数が出力されていることが確認できます。

 

まとめ

今回は、Pythonのfor文で繰り返し回数を指定する方法について紹介しました。

紹介した内容は、プログラム中で繰り返し回数を指定したい場合など、データ処理の際によく使われます。

また、繰り返し回数をrange(5)と設定している部分をrange(変数)に変更することで、繰り返し回数を動的に変化させたりすることも可能です。

今回紹介した内容を参考に、プログラミングに活用してください。

 

 

Pythonを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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