フォーマットの設定!JavaのDate型の使い方【初心者向け】
初心者向けにJavaのDate型の使い方について解説しています。これは日時を扱うときに使用します。Dateクラスを使用した日時処理の方法を説明しています。実際にサンプルコードを書いているので、参考にしてみてください。
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JavaのDate型の使い方について解説します。
実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。
そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Date型の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Date型とは
Javaで日時を扱うためのクラスはいくつかあり、java.util.Dateクラスはそのひとつです。
Date型の使い方
まず、基本的なやり方ですが、Dateクラスのインスタンスを取得して、そこに格納された情報を使用します。
(例)
Date date = new Date(); System.out.println(date);
Dateクラスはnewで取得したインスタンスにその時点での日時を格納します。
上記の例の実行結果は下記の様になります。
(実行結果の例)
Fri Oct 05 02:29:22 JST 2018
上記以外の形式で日時を表示したい場合はjava.text.SimpleDateFormatクラスを利用します。
(例)
Date date = new Date(); SimpleDateFormat df = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd E HH:mm:ss"); System.out.println(df.format(date));
まず、SimpleDateFormatを使用したい日時表記の形式を指定してインスタンス化します。
そのインスタンスにDateのインスタンスを渡してフォーマットすることで、Dateが保持する日時の情報を指定した形式の文字列で取得することができます。
上記の例の実行結果は下記の様になります。
(実行結果の例)
2018/10/05 金 02:51:36
逆に、SimpleDateFormatを使用して特定の日時のインスタンスを取得することもできます。
(例)
SimpleDateFormat df = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd"); Date date = df.parse("2019/01/01");
まず、SimpleDateFormatを使用したい日時表記の形式を指定してインスタンス化します。
そのインスタンスに形式を合わせて日時を渡し、パースすることで、指定した日時情報を保持したDateクラスのインスタンスを得ることができます。
実際に書いてみよう
下記のプログラムは左欄で解説した内容を実際に動かすプログラムです。
実行して結果を確認してみてください。
import java.text.ParseException; import java.text.SimpleDateFormat; import java.util.Date; public class DateSample { public static void main(String[] args) { //①現在の日時を取得して表示 Date date = new Date(); System.out.println("①:"+date); //②形式を色々変えて表示 SimpleDateFormat df = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd E HH:mm:ss"); System.out.println("②-1:"+df.format(date)); df = new SimpleDateFormat("yyyy-MM-dd"); System.out.println("②-2:"+df.format(date)); df = new SimpleDateFormat("yyyy年MM月dd日 E曜日"); System.out.println("②-3:"+df.format(date)); df = new SimpleDateFormat("HH時mm分ss秒"); System.out.println("②-4:"+df.format(date)); //③特定の日時でDateのインスタンを作成して表示 df = new SimpleDateFormat("yyyy/mm/dd"); try { date = df.parse("2019/07/07"); } catch (ParseException e) { e.printStackTrace(); } System.out.println("③-1:"+date); System.out.println("③-2:"+df.format(date)); } }
実行結果の例
①:Fri Oct 05 03:55:40 JST 2018 ②-1:2018/10/05 金 03:55:40 ②-2:2018-10-05 ②-3:2018年10月05日 金曜日 ②-4:03時55分40秒 ③-1:Mon Jan 07 00:07:00 JST 2019 ③-2:2019/07/07
監修してくれたメンター
堀田 悠貴
以前はSEとして某大学病院の電子カルテシステムの保守・開発に携わっていました。 基本業務はJavaでしたが案件次第で色々他のことにも手を出す必要があり、その都度苦労した記憶があります。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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