Javaでdateクラスを使う方法【初心者向け】

この記事では、Javaのdateクラスの使い方を解説します。

実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。

 

そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

dateクラスとは

dateクラスはある特定の日時を表すのに使います。日付情報の保持は可能ですが日付の計算はできません。

日付の計算を行う場合はCalendarクラスを使います。また、日付の書式を指定して出力する場合はDateFormatクラスを使います。

 

現在日時を取得する

Dateクラスのインスタンスを作成することで現在日時を取得することができます。

//現在日時の取得
Date now = new Date();

//表示
System.out.println(now);

実行結果（例）は以下です。

Fri May 04 14:29:35 JST 2018

JSTは日本標準時であることを示しています。

 

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文字列からDateクラスのインスタンスを作成する

SimpleDateFormatクラスのparseメソッドを使うことで、文字列からDateクラスへの変換ができます。

下記の手順で行います。

//日付クラスの書式を設定したSimpleDateFormatクラスのインスタンスを作成する
SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd HH:mm:ss");

//引数に実際に変換したい日付文字列を設定し、parseメソッドを実行する
Date day = sdf.parse("2018/12/31 12:34:56");

//表示
System.out.println(day);

実行結果は下記です。

Mon Dec 31 12:34:56 JST 2018

 

日付を比較する

Dateクラスのbeforeメソッド、afterメソッド、equalsメソッドを使うことで日付の比較を行い、結果をtrueまたはfalseで取得することができます。

以下の形式で比較します。

比較元Dateクラスインスタンス.before(比較先Dateクラスインスタンス)
比較元Dateクラスインスタンス.after(比較先Dateクラスインスタンス)
比較元Dateクラスインスタンス.equals(比較先Dateクラスインスタンス)

 

実際に書いてみよう

ソースコード

//日付クラスの書式を設定したSimpleDateFormatクラスのインスタンスを作成する
SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd");

//比較元日付のインスタンスを作成
Date day1 = sdf.parse("2018/12/30");
//比較先日付のインスタンスを作成
Date day2 = sdf.parse("2018/12/31");

if(day1.before(day2)){
  System.out.println(day1 + " は " + day2 + " より過去日付");

}else if(day1.equals(day2)){
  System.out.println(day1 + " は " + day2 + " と同じ日付");

}else if(day1.after(day2)){
  System.out.println(day1 + " は " + day2 + " より未来日付");

}

実行結果

Sun Dec 30 00:00:00 JST 2018 は Mon Dec 31 00:00:00 JST 2018 より過去日付

になります。

入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。

 

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