Javaプログラムにおけるint型とは【初心者向け】
初心者向けにJavaでint型を使う方法について解説しています。整数型を扱う基礎的な要素になります。プログラミングを理解する上で基礎的な知識になります。実際に使い方を見ながらその性質について詳しく知っておきましょう。
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この記事ではJavaプログラムにおけるint型について解説しています。
整数を扱う際に覚えておきたい知識なので、使い方を理解しておきましょう。
なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
int型の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Javaプログラムにおけるint型とは
Javaプログラムにおけるint型とは、整数を表すプリミティブ型です。オブジェクトで表現したい場合、ラッパークラスのIntegerを使います。
Javaのint型は32ビットのため、-231以上、231-1以下の整数を表現できます。
これらの値は、Integer.MIN_VALUE, Integer.MAX_VALUEで参照できます。
この範囲を超える整数を扱いたい場合は、long型(64ビット整数)を使いましょう。
int型の使い方
以下のように変数の型にintを指定します。
int a = 0; Integer b = new Integer(1);
実際に書いてみよう
整数に関する四則演算を試してみます。
また、文字列を数字として解析(パース)することを試みます。
ソースコード
public class IntDemo { public static void main(String[] args) { int x = 5; int y = 3; System.out.println(x + y); System.out.println(x - y); System.out.println(x * y); System.out.println(x / y); System.out.println(x % y); String s = "123"; int a = Integer.parseInt(s); System.out.println("文字列" + s + "を数字で表すと" + a); s = "FF"; a = Integer.parseInt(s, 16); System.out.println("文字列" + s + "を数字で表すと" + a); s = "xyz"; a = Integer.parseInt(s); System.out.println("文字列" + s + "を数字で表すと" + a); } }
実行結果
8 2 15 1 2 文字列123を数字で表すと123 文字列FFを数字で表すと255 Exception in thread "main" java.lang.NumberFormatException: For input string: "xyz"
解説
整数aを5、整数bを3で初期化します。
足し算、引き算、かけ算、割り算(商と余り)の計算を行えます。
文字列”123″を数字として解析すると、数字123を得られます。
parseIntメソッドは基数を指定できます。文字列”FF”を16進数として解析すると、数字255を得られます。
文字列”xyz”は数字として解析できないので、NumberFormatExceptionの例外が発生します。
入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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