Ruby/Tkの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRuby/Tkの使い方について解説しています。これはGUIアプリケーションの開発に使用されます。Ruby/Tkのインストール方法と簡単な使い方について学びましょう。
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Ruby/Tkの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Ruby/Tkの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Ruby/Tkとは
マウスなどを使ってグラフィカルなボタンやメニューなどを操作する
GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)のツールキットとして
Tcl/Tk(ティクル・ティーケー)というのがあります。
このTcl/Tk(ティクル・ティーケー)をRubyで使えるようにした
ライブラリーをRuby/Tkと言います。
このRuby/Tk を使えば、RubyでGUI(グラフィカルインターフェイス)
のアプリケーションを作成することができます。
今回はこのRuby/Tkについて紹介します。
Ruby/Tkのインストール方法
それではRuby/Tkをインストールしましょう!!
以下のコマンドでインストールしましょう!!
$ gem install tk
Ruby/Tkで画像処理する方法(画像表示する方法など)
それでは実際にRuby/Tkを使って画像処理をやってみましょう。
tk.rbというファイルを作成してください。ohyama.gifという画像ファイルがあることが前提です。以下のように記述します。
require "tk" label = TkLabel.new(nil, 'background' => 'green4', 'image' => TkPhotoImage.new('file'=>'ohyama.gif')) label.pack('side' => 'left') Tk.mainloop
$ ruby tk.rb
で実行しましょう。その他電卓を作成することもできます。同じようにtk.rbに以下のコードを書いて
$ ruby tk.rb
を実行してみてください。
require 'tk' e = TkEntry.new { relief 'sunken' }.pack('fill' => 'x') r = 0.25 TkFrame.new { |f| "789*456/123-0+=C".split(//).each_with_index do |w, i| TkButton.new(f) { text "#{w}" bind('1', proc { e.value = eval e.value }) if w == "=" bind('1', proc { e.value = "" }) if w == "C" command { e.insert('end', w) } if w != "C" && w != "=" place('relx' => (i % 4) * r, 'rely' => i / 4 * r, 'relw' => r, 'relh' => r) } i += 1 end height 120 width 120 }.pack('fill' => 'x') Tk.mainloop
筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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